EMM Labs XDS1…その後(^^♪2012/05/04

EMM Labs XDS1_rear_inside
http://www.highend.jp/EMM_XDS1.htm

この製品は、初期エージングに100時間ほどかかるらしいのですが、到着した時点では3日間ぐらいしか通電していない、ほぼ新品状態なのでした。そのせいか、つないだ当初は、圧倒的な情報量はすぐに分かりましたが、まだ何か整理されていないような鳴り方でした。

でも、丸一日寝かせて通電していたところ、だんだん本領発揮してきました。これは、かなり素晴らしいのではないでしょうか(^^)

EMM Labsに対する私の勝手なイメージとしては、突出した技術が投入されているけど、理系ガチガチの合理的思考の設計者と製作者による音のまとめ方がなされているのだろう、というものでした。

音の聞かせどころとか、各楽器の音色にこだわるとか、そういったある意味あいまいな項目までは行きとどいていない、性能的には素晴らしいけど、聞いた時の満足感、陶酔感まで求めるとどうかな?といったイメージでした。

予想通り、性能的にはすべての情報を出し切った感のあるものでした。でも、予想に反して、かなり聞かせます。私の求めるものをほぼかなえてくれる鳴り方です。

文系人間の私にも十分納得できる鳴り方です。まあ、デザインについてはさすがに芸術的とは言えませんが…(^^ゞ

そういえば、理系と芸術系は相反するようで、実はよく似ているという話を聞いたことがあります。頑固で融通のきかない理系と、自分の我ままを自分のやり方で開放させようとする芸術系、接点が全くないようでいて、その求める到達点は近似しているらしいです。バチカンと最新科学との間では常に情報交換を行っているらしいですし。

宗教と科学、この一見相容れないような両者のトップが定期的に会談しているなんて…(-_-;)

何だか、文系人間は飛び抜けたところがなく、最上点に到達できずに世俗の垢にまみれてあくせくしている者のように思えてきます(-.-)

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