Accuphase E-800 (^^)/2020/03/14

ついにやって来ました、Accuphase E-800
E-800_20200314
佐川急便さん、重そうに玄関に置く。梱包状態だと多分40数kgあるので、それは重いでしょう。梱包デカいし…。
私、急いで開梱して、一気に2階の自室へ。36kgは覚悟していましたが、予想していたほど大変じゃなかったです(^^)

E-800の大きさについては、十分語られているので、この際もう言いません。
まず、プリメインですから多機能です。
E-800a
今のシステム構成では、ほとんど使わないだろうな~
E-800b
入出力も多彩。すべてキャップが付いているのがAccuphaseらしい(^^)
E-800c
Webでは何度も見ていましたが、実物を目の前にすると素晴らしく上質な造りに引き込まれます。
E-800d

外観を眺めるのはこれくらいにして、早速セッティングです。さすがに床に直置きは避けました。
E-800e
ESOTERIC K-01の出力から、5mのXLRでE-800のBAL CD INPUTSに。SPケーブルもつなぎます。
E-800f
バーンインの間ぐらい純正の電源ケーブルを使えばいいんですけどね…(^^ゞ

これで、セッティング終了(^-^;
E-800g

今まで使用してきたAyre MX-R×2と比べると、Accuphase E-800の図体はやっぱりデカい。特に高さが…。
でも、いいのです。今回は、プリメインアンプを購入したというよりも、理想的なボリューム付きの上質な純A級パワーアンプを導入したと思っています。ですから、普通手元近くに置くプリメインアンプですが、このようにSP間にセッティングしたのです。ある意味、これもシステムシンプル化計画の一環とも言えます。Ayreプリパワーの3筐体を一つに。

しかし、ボリューム付きパワーアンプと割り切ると、Accuphaseの多機能、多入出力はほぼ無駄になってしまいます。また、パワーアンプなら、デザインもパワーメーターがMcIntoshのようにもっとデカくて、アナログメーターの方が好みですが、E-800は、あくまでもAccuphaseデザインの「プリメインアンプ」なので、そういうわけにもいかないでしょう。

さて、Accuphase E-800の懸念していた点を試します。まず、その高さゆえスクリーンの邪魔にならないか。
E-800h
ボードに載せるのでちょっと心配でしたが、何とか大丈夫です。

もう一つ、部屋が暗い状態ではどんな感じになるのか。
E-800i
やっぱり、パワーメーターがややまぶしく感じられる。我慢できないほどではありませんが。
メーターを消灯すると…
E-800j
お~、いい感じ!
Accuphaseのロゴがグリーンランプなのが、またいい!

今日は導入初日ですから、このままTVなどを視聴します(^^♪

コロナで身動きとれず('_')2020/03/05

今年は本当に暖冬のままで、積雪もなし。2月後半からは、ツーリングに絶好の日もありました。
しかし、新型コロナであえなく自粛。少なくとも4月になるまでは、自主的にお出かけはストップと決めました。

その我慢が、オーディオ熱へと転化してしまったのでしょうか…(^^ゞ
my room_20200305
何だか、すっきりとしたフロアです。

普段の生活も、バイクも、何もかもすべて我慢の日々。
久しぶりに、オーディオ方面に発散してもいいですよね~(^^)

GATTI!ダニエーレ・ガッティ!2019/12/22

年末のCD/SACD購入、古い名盤ばかりではありません。こんな新しいものも購入しました。
gatti_20191222
中でも、ダニエーレ・ガッティ指揮・ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のSACDに注目です。

ダニエーレ・ガッティを知ったきっかけは、こんな格安CDです。
gatti_respighi
・レスピーギ:ローマ三部作
 ダニエーレ・ガッティ サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団
 録音:1996年(デジタル) 24bit/96kリマスター

この安価なCD、所有のローマ三部作の名盤をかなり蹴散らしてくれるほど素晴らしい演奏でした。
gatti_respighi1
そんなガッティが、自分好みのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団を振る! これはとっても魅力的です(*^^)v

まず、最新のこれから聞きました。
gatti_mahler1
マーラー:交響曲第1番ニ長調『巨人』(I. 16:59/ II. 7:34/ III. 10:51/ IV. 21:42)
 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 ダニエーレ・ガッティ(指揮)
 録音時期:2017年1月10,11日、2018年5月9,11日
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
 SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND
gatti_mahler1a
ジャケットがESOTERIC SACDと同様の上質な感じです。
gatti_mahler2
試聴の結果、マーラー交響曲第1番「巨人」のマイベストの中にあっさりと入ってしまいました。

GATTI&RCOは、今後とも大注目です(*^^)v

恒例のESOTERIC SACD(^^)2019/12/16

ESOTERIC SACDの最新盤です(^^♪
ESSD-90207
ドビュッシー:《海》、牧神の午後への前奏曲
ラヴェル:《ダフニスとクロエ》第2組曲、亡き王女のためのパヴァーヌ、ボレロ
シャルル・デュトワ(指揮) モントリオール交響楽団
[録音]1989年5月(ドビュッシー) 1980年8月(ラヴェル:ダフニス) 1981年7月(ラヴェル:ボレロ)
1983年5月(ラヴェル:パヴァーヌ) モントリオール、聖ユスターシュ教会

これは文句のつけようがない! 素晴らしい~!(^^)!
こんなメジャーな曲だと新旧名演は多々ありますが、デジタル録音が安定した以降に限れば、デュトワ&モントリオール響の管弦楽曲はどれも素晴らしい。とりわけドビュッシー、ラヴェルなどフランスものは最強です。
管弦楽曲やフランスものに限らず、デュトワ&モントリオール響の演奏録音は、他にもっともっとESOTERIC SACD化してほしいものは数々あります。今後に期待します。

もう一枚は…
ESSG-90208
ショパン:ポロネーズ集(全7曲)
マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)
[録音]1975年11月21日~27日、ウィーン、ムジークフェラインザール

ピアノ独奏は苦手分野ですが、ESOTERIC SACDということで、とりあえず購入…(^^ゞ

年の瀬なので…(^^)2019/12/09

年末になると、何故かCDソフトを購入してしまいます。
今回は数万の出費。ひと頃は10万単位で大人買いしていた頃もあります…(^^ゞ

とりあえず第1弾、こんなCDが届きました。これで1万円ちょい、カラヤン名演の勢揃い~(^^)
hmv_20191209
・『カラヤン・イン・パリ~ベルリオーズ:ラコッツィ行進曲、シャブリエ:スペイン、ビゼー:『アルルの女』第2組曲』
 カラヤン&ベルリン・フィル(Hybrid SACD) ¥3,300→¥2,805-
・ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』
 カラヤン&ベルリン・フィル(1983) ¥1,980→¥1,683-
・ベルディ:レクィエム カラヤン&ベルリン・フィル
 フレーニ、ルートヴィヒ、コッスッタ、ギャウロフ(シングルレイヤーSACD) ¥4,715→¥4,009-
・オペラのバレエ音楽集
 カラヤン&ベルリン・フィル(シングルレイヤーSACD) ¥3,080→¥2,618-

いずれも演奏録音ともに最上級。すべてCDで所有しています。
最上級の演奏録音なら更に究極至高を目指すべく、今回のソフトはハイブリッドSACD、シングルレイヤーSACD、ハイクオリティCDばかりなのです。

どれも素晴らしい演奏なので、ハイクオリティなソフトを聞いても当然すべて素晴らしくて甲乙つけがたい!
あえて所有のCDとの変化量で言えば、このCDが一番素晴らしく向上していました。
karajan in paris_20191209
EMI独特のもやっと感がかなり払拭されていて、これはとても素晴らしい!ハイブリッドSACDというのもいい!

一番失敗したのはこれ。ちょっと聞き映えがいいようにしてみました~、という感じ。
opera_20191209
鮮明にはなりましたが、微妙に不自然な感じがつきまといます。現有のCDの方が安心して聞けるかも。
これは、あえてシングルレイヤーSACDにしなくてもいいかな…。

旧名盤を廉価で再発売して、音がやや劣るのは仕方ありません。でも、音を売りにした高価な盤なら、納得の音じゃないといけないと思います。

Sonus faber ELECTA AMATORⅢ…戻る!(^^)!2019/10/25

昨日、Sonus faber ELECTA AMATORⅢ 10月中には戻ってくるかな~
などと書きましたが…
何と!本日戻っていました~!(^^)!

早速、セッティングしました(^^)
ELECTA AMATORⅢ_20191025

それにしても、予想よりもはるかに速い~!(^^)!
発送から到着までの延べ日数10日、NOAHでの滞在時間は休日を除くと、何と5日!

素晴らしい対応です(^^)
10月いっぱいはかかるかな…などと想定していましたから、これはサプライズです!

オーディオシステムは、丸1週間コンセントを抜いて完全OFFにしていました。
とりあえず、TV試聴などから開始します。

Sonus faber ELECTA AMATORⅢロス('_')2019/10/24

1週間前からこんな状態です。左右SPがなく、スタンドのみ据えてあります。
Sonus faber ELECTA AMATORⅢ_20191023
現在、Sonus faber ELECTA AMATORⅢを修理点検に出しているのです。

今年3月に新規購入してから約半年、ELECTA AMATORⅢを迎え入れて、充実していました。
1週間聞けないだけでも、とっても寂しい…
10月中には戻ってくるかな~('_')

CROSS POINT BNC…ディープに試聴(^^♪2019/08/20

昨日今日と引き続きCROSS POINT BNC(クロックケーブル)を聞き続けています。
cross point bnc_20190820
後ろの壁にはぎりぎり接していません。ケーブルも不自然に曲げるなどの負荷はかけてないと思います。

チャイコフスキー『くるみ割り人形』全曲 ワレリー・ゲルギエフ&マリインスキー(キーロフ)劇場管弦楽団
Gergiev_Nutcracker
このリファレンスCDで、もう一度じっくり聞いてみましたが、CROSS POINTはヴェールを一皮剥いだ感じ。多彩で躍動的で、演奏に肉迫しつつも豊かな鳴り方です。

さて、次のリファレンスCDです。サン=サーンス交響曲第3番『オルガン』 小林研一郎&チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 アレシュ・バールタ(オルガン)
saint-saens3_kenichiro
いつも聞くのはトラック2。ゆったりとした楽章です。このCDでも微妙な霞がとれたようなクリアな鳴り方です。
これでもう分かりました。CROSS POINT BNCは、自分の望む正常進化の方向で、性能的には突き抜けたものだと。

CROSS POINT社としては不本意かもしれませんが、これは自分が好ましいと思って導入したESOTERICの鳴り方と同様の方向性をさらに突き詰めていった、その先の音という印象です。

そんな鳴り方を了解したところで、さらにディープなCDを聞いていきます。
mahler6_chailly
グスタフ・マーラー『交響曲第6番』 リッカルド・シャイー&ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
リファレンスとしてよく聞くのは、最終楽章。知る人ぞ知るハンマーのド迫力…これ、すごいです!
まあ、ELECTA AMATORⅢの小口径ミッドウーファーでは、身体がのけぞるほどの迫力ではありませんが…(^^ゞ

次、これは久しぶりに聞きます。このCDを聞くとき、ボリュームは+3~4dBです。
carmina burana_ozawa
カール・オルフ『カルミナ・ブラーナ』 小澤征爾&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、晋友会合唱団他

次、その名自体が「リファレンス」CD。『世界の五大コンサートホール』
stereo sound_No.3
オーディオ的快感と名演奏が融合されたCDです。オーディオ&クラシック好きなら既にご存知ですよね(^^)
stereo sound_No.3a
でも、このCDの真価を発揮させるのは、実はけっこうハードル高いのですよ。
改めて、旧PHILIPSの音源は、とっても貴重だと思います。

ああ、もう夜も更けました。最後は試聴とは関係なく、今日の締めの満足感を味わいたい。
Mussorgsky_karajan
ムソルグスキー『展覧会の絵』他 ヘルベルト・フォン・カラヤン&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
古い録音ですが、カラヤンの「展覧会の絵」と「ボレロ」は、この年代の演奏録音が最高だと思います!(^^)!

更にディープなCDへ…2019/06/29

引き続き、素晴らしい演奏で優秀な録音でも、うまく鳴らすのが難しいCDシリーズです~(^^ゞ
Four Seasons_Carmirelli
ヴィヴァルディ:協奏曲集《四季》作品8他 ピーナ・カルミレッリ(ヴァイオリン) イ・ムジチ合奏団
録音:1982年7月 スイス ラ・ショードフォン
この演奏は、バランスの良いシステムでも、肝心のヴァイオリン帯域がややうるさくなりがちなのですが…。
Sonus faber Electa Amator Ⅲから表現される演奏は、まさしく絶妙の鳴り方です!
これまで聞いてきたモニター型SPとは、一線を画した鳴り方です(^^♪

さて、次のCDはとっても怖い…(^-^; フィラデルフィアの強烈な金管が炸裂する、暴れん坊的CDです…。
muti_philadelphia
ストラヴィンスキー:バレエ音楽『春の祭典』(1913年版) フィラデルフィア管弦楽団 リッカルド・ムーティ(指揮)
録音:1978年10月 アナログ/セッション
このCDは、オーディオ的に完璧に鳴らす方向を追求しながらも、強力な耳をつんざくような激しさが丸く収められてしまってはダメなんです。矛盾しているかもしれませんが、この演奏を堪能するなら、こうとしか言えません。

予想通り、荒っぽい鳴り方です。でも、この演奏はこういう感じでいいのです(^^♪
しかし、予想よりはおとなしい鳴り方。まあ、Electa Amator Ⅲに、耳障りの厳しい鋭さを求めるのは難しいかも…。
でも、Electa Amator Ⅲの表現する世界は、難しいCDに対してもかなり度量が広い!
改めて購入してよかった~と思いました(^^)/

ただ、Sonus faber Electa Amator Ⅲの唯一の欠点としては、オーディオ的には忌避されがちな鳴り方や音色までも、ありのままにさらけだしてくれるような、ある種下品さがないことかな…。
今現在、すごくいい感じに鳴っているのですから、これは贅沢な悩みですよね~(*^^)v

旧PHILIPS(セミヨン・ビシュコフ)…手強いCD(^^ゞ2019/06/28

SPケーブル他をバージョンアップ、交換してから約1か月、満足な日々を過ごしています。リファレンスCDなどの再生は、既にもう十分満足な鳴り方です…。では、ここからさらに奥深いCDの世界へ進みま~す(^^♪

奥深いCDとは、オーケストラ・演奏・録音の3拍子揃ったCDで高評価のCDではあるけれど、実際に鳴らしてみると、満足感を得るにはけっこう気難しい…。そんな、オーディオ的には鳴らしにくいCDを久しぶりに聞いてみました。
そのようなCDの再生が満足に聴ければ、今のシステムはかなり高いレベルの鳴り方なのだと判断できます。

まずは、これ。旧PHILIPSのCD…。初発国内盤¥3,200-
Philips_20190628a
チャイコフスキー:交響曲第6番『悲愴』 1987年1月録音
セミヨン・ビシュコフ指揮&アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団

これは、かなりいい鳴り方です!
特に第3楽章の細やかさと広い空間の両立がなされています。この3楽章がちゃんとピラミッド型の鳴り方で空間広く再生できていればOKです。でも、このCDはまだ手強いうちに入りません。コンセルトヘボウのオーケストラとホールの絶妙な響きに助けられていますから…。

2枚目。これも旧PHILIPSのCDです。初発国内盤¥3,500- この時代のCDは、かなりお高いです(^^)
PHILIPS_20190628b
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 1986年5月録音
セミヨン・ビシュコフ指揮&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

こちらのCDは、もっとハードル高い。オーケストラの演奏はすごい。そして録音も優秀。でも、ごまかしがきかない。
このCDをかけてみましたが、これで十分な再生か…というと…、う~ん、もうちょっと惜しい感じ。あともう少し…。

この2枚のCD、演奏や録音は本来とっても冴えている!
でも、自分のオーディオシステムが万全な鳴り方になったときだけ、十分な満足感が得られる不思議なCDです。

こういった旧PHILIPSレーベルの優秀な音源を、DECCAの廉価CD再発売で売り散らすのは惜しい(^-^;
ESOTERIC SACDで発売されたら、即買いですね!