更にディープなCDへ…2019/06/29

引き続き、素晴らしい演奏で優秀な録音でも、うまく鳴らすのが難しいCDシリーズです~(^^ゞ
Four Seasons_Carmirelli
ヴィヴァルディ:協奏曲集《四季》作品8他 ピーナ・カルミレッリ(ヴァイオリン) イ・ムジチ合奏団
録音:1982年7月 スイス ラ・ショードフォン
この演奏は、バランスの良いシステムでも、肝心のヴァイオリン帯域がややうるさくなりがちなのですが…。
Sonus faber Electa Amator Ⅲから表現される演奏は、まさしく絶妙の鳴り方です!
これまで聞いてきたモニター型SPとは、一線を画した鳴り方です(^^♪

さて、次のCDはとっても怖い…(^-^; フィラデルフィアの強烈な金管が炸裂する、暴れん坊的CDです…。
muti_philadelphia
ストラヴィンスキー:バレエ音楽『春の祭典』(1913年版) フィラデルフィア管弦楽団 リッカルド・ムーティ(指揮)
録音:1978年10月 アナログ/セッション
このCDは、オーディオ的に完璧に鳴らす方向を追求しながらも、強力な耳をつんざくような激しさが丸く収められてしまってはダメなんです。矛盾しているかもしれませんが、この演奏を堪能するなら、こうとしか言えません。

予想通り、荒っぽい鳴り方です。でも、この演奏はこういう感じでいいのです(^^♪
しかし、予想よりはおとなしい鳴り方。まあ、Electa Amator Ⅲに、耳障りの厳しい鋭さを求めるのは難しいかも…。
でも、Electa Amator Ⅲの表現する世界は、難しいCDに対してもかなり度量が広い!
改めて購入してよかった~と思いました(^^)/

ただ、Sonus faber Electa Amator Ⅲの唯一の欠点としては、オーディオ的には忌避されがちな鳴り方や音色までも、ありのままにさらけだしてくれるような、ある種下品さがないことかな…。
今現在、すごくいい感じに鳴っているのですから、これは贅沢な悩みですよね~(*^^)v

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