Eau Rouge ER-PSEXmk5…1週間後 ― 2009/01/28
マーラー:交響曲第4番 ※SACD、CD(国内盤、輸入盤)混在
・リッカルド・シャイー/ロイヤル・コンセルトヘボウ
・ベルナルド・ハイティンク/ロイヤル・コンセルトヘボウ
・マイケル・ティルソン・トーマス/サンフランシスコ交響楽団
・ピエール・ブーレーズ/クリーブランド管弦楽団
・ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
・レナード・バーンスタイン/アムステルダム・コンセルトヘボウ
・ゲオルグ・ショルティ/シカゴ交響楽団
・ロリン・マゼール/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
Eau Rouge ER-PSEXmk5を導入して丸1週間経ちました。
装着後3日間は、なじみの試聴ディスクをとっかえひっかえ聞いていましたが、4日目からは同じディスクに固定して毎晩聞いています。
なぜかというと、最初3日までは変化が分かりやすいので、聞きなれたCDならば、ディスクを頻繁に変えても、その向上具合がちゃんと感じられるのです。しかし、その後はCDを固定して聞かないと正確に判断できないと思うからです。
さて、4日目からは、マーラー:交響曲第4番(リッカルド・シャイー/ロイヤル・コンセルトヘボウ CD/輸入盤)に固定して試聴しています。
マーラー:交響曲第4番は、私のお気に入りの曲です。この曲はマーラーの中でもあまり目立たない曲なので、最初はなじみが薄かったのですが、フルオーケストラ演奏に加えてソプラノ独唱が入っていたりして、オーディオ的にはけっこう面白く、また、1CDで聞けて手軽な曲だということで次第にお気に入りになっていきました。
それが高じて現在では8枚のディスクを持っています。一時期は写真のものにプラス、テンシュテットやアバドやその他もありましたから、同じ曲では最も数多く所有したと思います。
その中で、リッカルド・シャイー/ロイヤル・コンセルトヘボウのCDに固定したのは、やはり中でも一番好きな演奏だからです。ただ、一番好きな演奏ながら、オーディオで再生される演奏としてはいま一、いや、いま二だったのです。
そういう再生が難しいCDですが、試聴とはいえしばらくは毎日聞くCDですからあえて一番好みの演奏のこれを選びました。
このCDは優秀な録音だとは思うものの、全体的に音が上ずり気味で、音響が薄めに再生されてしまうのです。帯域の上も下も出てはいるのですが、全体的に響きが貧弱に聞こえるのです。もっと帯域内に色濃い響きが充満してくれれば最高なのですが。
それがですねー、Eau Rouge ER-PSEXmk5にしてから不満点が日に日に解消していったのです。
優秀録音の上に、密度感、濃厚さ、重厚さが加わり、各楽器の音色やアンサンブルを生き生きと聞かせるのです。また、空間の広さや奥行きもかなり向上しました。
もともと好きな演奏だっただけに、今ではほんとうにもう、うっとりと聞き惚れています。
いろんなフォーマットのディスクを混在して所有していても、そんなことはこの際関係ありません。私にとって最高のマーラー:交響曲第4番はこのCD、シャイー/コンセルトヘボウなのです!
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