CROSS POINT XP-PSC EN/CU2025/07/19

CROSS POINT XP-PSC EN/CU届きました(^^)
これは、CROSS POINTの電源ケーブル3種の中で、一番スタンダードな位置付けのものです。
従来は、XP-PSC EN/STというネーミングでしたが、末尾がCUに変更されました。同社がネーミングを変更するときは、相応の理由があるときです。

ブレードが銅「CU」。STは真鍮のブレードでした。これは本当に見るからに銅ですね~
XP-PSC EN/CU
さてその音は・・・
STと同じく、ESOTERIC Master Clock Generator G-02につないで、試聴開始しました。
銅素材の、中低域の堂々とした感じは予想通りでした。反面、中高域はやや切れ味の鈍い鳴り方になるのかなと思っていましたが、その予想を覆して中高域も伸びやかでとっても素直です。全体的に基礎体力がアップして、演奏の熱量がストレートに伝わってくる感じ!

レンジ感がバランスよい上に、中低域のどっしり感があって、中高域も違和感ない音調です。高域の切れ味も申し分ない。そもそも今までのSTは性能的には十分だけど少し冷淡な感じで、CUの方が全帯域バランスのとれた真っ当な鳴り方だと思います。特に中低域の、いきなりウワッとくるような瞬発力や盤石さは今までになかった快感です!

CUは、STを前製品としてしまうケーブルです。CUを聴いてしまうと、STはやや聴き映えのする傾向に振った感じのケーブルだったのかなと思ってしまいます。
何よりも、CROSS POINTでは、これが一番ベーシックな電源ケーブルだということに驚かざるを得ません!

クロックオフ(^^ゞ2025/07/15

ESOTERIC Master Clock Generator G-02 OFFの状態です。
なので、今はESOTERIC K-01XDSE単体で聴いています・・・(^^ゞ
ESOTERIC K-01XDSE
これは、ESOTERIC G-02に使用している電源ケーブルをバージョンアップするまでの期間限定です。

この度、CROSS POINT XP-PSC EN/STを、XP-PSC EN/CUにバージョンアップします!
XP-PSC EN/ST2025
以前、クロックなしのESOTERIC K-01XDSE単体だと物足りないという記事を書きましたが、この際クロックなしのK-01XDSEをじっくり聴けると前向きになっています。K-01XDをSE化したことで、クロックなしでもその落差は少なくなりました。さらに、CROSS POINT XP-FB56を設置した状態だと、かなりいい感じの鳴り方になっています(^^)/

例えば、クロックオフで聴くムーティ&フィラデルフィア管弦楽団:ストラヴィンスキーCDは、とってもスリリングな鳴り方ながら、聴き応え抜群です!これは、ちょっと癖になりそうなくらいの切れ味で、B&W 805D4 Signatureが嬉々として鳴っています(^^)v

まあでも、クロック併用の方が良くなるのは明らかだと思うので、この鳴り方を楽しんだ後、新電源ケーブルXP-PSC EN/CUをつないだときの鳴り方を楽しみにしています(^O^)

CROSS POINT XP-FB56…これ万能です(^^)/2025/07/11

しばらく前から懸案であったESOTERIC K-01XDSEのセッティングについてです(^^ゞ
2カ月ほど前、K-01XDSE脚下のCROSS POINT XP-FB56を取り去ってもOKかもと書きましたが・・・

でもそれは、ラックSR Composites上に、Eau Rougeの1mm厚CFRPボードを敷いた上に設置したときの判断です。
K-01XDSE(VUK)
まず、Eau RougeのCFRPボードを取り去って、SR Compositesラックに直に設置して聴いてみました。サウンドボードXP-SBDは併用したままです。
K-01XDSE
CFRPボードがなくてもそれほど悪くなかったのですが、ややあっさり傾向になって聞き応えも減退した感じです(^^;

そこで、XP-FB56をESOTERIC K-01XDSEの脚3個に敷いてみました。
XP-FB56
おお!やっぱりXP-FB56の効果はすごい! XP-FB56に他の余計な介在物は不要でした!
音域バランスなど特性に大きな変化がないにもかかわらず、聞き応えがある鳴り方に変貌しました。SN向上による空間の清澄さと、中高域を全く犠牲にせずに中低域の重厚さが両立しています。そして、空間が音楽で満ち溢れる鳴り方になりました。ここまでの効果をもたらすインシュレーターは他に知りません!

ESOTERIC K-01XDSEの純正脚もかなりレベルの高いものです。純正のままでもほぼOKだと思います。
しかし、XP-FB56を機器の脚に介するだけで、このような鳴り方になるのなら、これはもう「万能インシュレーター」と言うしかないのではないかと思います(^^)v

ムソルグスキー 組曲「展覧会の絵」2025/07/03

この曲もバッサリと断捨離してきました。今は4枚、いや、実質3枚かな・・・。今回も私独断のランキングです(^^ゞ

1位 ヘルベルト・フォン・カラヤン&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1965-66年(UCCG-9783)
UCCG-9783
「展覧会の絵」は、中学生のころLP盤のアンセルメ&スイス・ロマンド管弦楽団の演奏から聴き始めました。そして、その演奏に聴き馴染んでいました。なので、少し後にこの演奏を聴いたとき、最初はとても衝撃的で、なかなか馴染めませんでした。冒頭プロムナードのトランペットの演奏がゆったりテヌートで奏されたとき、何じゃこれは!と思うほど違和感の塊でした(^^;
でも、長年何度も繰り返し聴くにつれ、今ではこの演奏が最高と思うほどになりました。特に管楽器の巧さは素晴らしい!それは、全曲通して随所で聴くことができますが、私が一番圧倒されてしまうところは、「カタコンブ」と「キエフの大門」の金管群です。「カタコンブ」は不協和音をものともせず朗々と響き渡る金管群にしびれてしまいます。また、最終の「キエフの大門」は、他の演奏では感じられないほどの盛り上がりを聴かせてくれます!(^^)!
そして、それが終わった静寂後の、ラヴェル「ボレロ」、これも私には最高の演奏です!

2位 ヘルベルト・フォン・カラヤン&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1986年(UCCG-52005)
UCCG-52005
同じくカラヤン&ベルリン・フィルの演奏ですが、まず録音が20年も新しい。でも、演奏の基本スタイルは旧録音と同様です。収録場所は、ベルリン・イエスキリスト教会からベルリン・フィルハーモニーホールに変わり、とても現代的な響きの演奏に仕上がっています。しかし、カラヤンの演奏でどちらかを選べと言われたら、旧録音の方を採ります!

3位 シャルル・デュトワ&モントリオール交響楽団 1985年(F35L-20141)
F35L-20141
アンセルメと同系統の演奏です。でも、録音が新しいことと、デュトワ&モントリオール響の聴かせ上手な演奏もあって、不満感のないCDに仕上がっています。あと、カップリング曲もとてもレベルが高くて素晴らしい!

同じく3位 エルネスト・アンセルメ&スイス・ロマンド管弦楽団 1959年(ESSD-90086)
ESSD-90086
古い録音ですが、演奏を聴くと全く古さを感じさせません。この演奏を人生初の「展覧会の絵」として聴き始めたことは、幸運なことだと思っています。まあ、その時はDECCA盤ではなく、キング・レコードのLP廉価盤でしたが・・・。
このSACDは、ESOTERIC SACDとしてリフレッシュされたもので、その演奏の素晴らしさを再認識しました!
ただ、不満点としては、各曲ごとに細かくトラックを切ってないことです。短時間のトラックでも、そこを聴きたいと思うことってありますよね。特に管弦楽曲の場合は・・・。
素人考えでは、トラックを切ることはそれほど大した手間ではないと思いますけど、なぜこんなふうなSACDに仕上げてしまったのか・・・('_')

ベルリオーズ「幻想交響曲」2025/06/30

ベルリオーズ「幻想交響曲」、これもかつては、とてもたくさんありました。今は4枚のみ。すべてCD盤です。
「交響曲」ではありますが、私は管弦楽曲のようなイメージで聴いています(^^)

1位 ジェイムズ・レヴァイン&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1990年(UCCG-90403)
UCCG-90403
今のところ、これが一歩抜きんでています。全曲通して聴いて一番満足度が高いCDです(^^♪

以下は甲乙つけがたく、かなり僅差ですが、個人的好みであえて順位を付ければこうなります。
2位 クラウディオ・アバド&シカゴ交響楽団 1983年(UCCG-52046)
UCCG-52046
やや前に出てこないと感じるときがあるので、+1dB程度で聴くとちょうどいい具合の演奏になります。特徴的なのは、第2楽章のコルネットの演奏です。その音色に思わず心魅かれてしまいます(^^)/

3位 ヘルベルト・フォン・カラヤン&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1974-75年(UCCG-4896)
UCCG-4896
これが1番聞き応え十分です!もう少しスカッと抜けた感じがあるといいのですが、この色濃さは捨てがたい!
SACDシングルレイヤー盤もあるのですが、ちょっと二の足を踏んでいます。お高いですし・・・(^^ゞ

4位 シャルル・デュトワ&モントリオール交響楽団 1984年(UCCD-51003)
UCCD-51003
欠点のない素晴らしい演奏です。アバド&シカゴ盤と同系統の鳴り方です。この演奏だけ聴いて、他を聴かなければ幸せだと思います。でも、「幻想交響曲」のおどろおどろしい感じが、もうちょっと表現されていればな…と思います。
あと、最終楽章の鐘の音が、他のCDと比べるとちょっと軽い感じで、私の抱く「幻想」のイメージとは違うかな~

今思うと、手放してしまったCDも、今のシステムで聴き直すとまた違った評価になるのだろうな~と思います(^^;
まあでも、CD/SACDへの投資は無益なことではなかったと思っています。CD1枚約2,000円、100枚買っても20万と考えれば、20万のケーブル1本買うより、100枚のCDを聴く方がよっぽど豊かなオーディオライフだと思います(^^)v


ストラヴィンスキー「春の祭典」他2025/06/28

ストラヴィンスキー「春の祭典」他 ストラヴィンスキーはなかなか手強いです(^^;

1位 リッカルド・ムーティ&フィラデルフィア管弦楽団 1978年(WPCS-23137)
WPCS-23137
オーディオ的には、やや厳しく赤裸々に感じられる演奏ですが、ハルサイにはとてもふさわしい演奏です!
金管の咆哮、刻むリズムの明確さなど、私の環境ではハルサイをがっつり聴いているな~と満足感あります。
さらに、同収録の「ペトルーシュカ」はびっくりするほど素晴らしい!
高域成分が優勢ですが、中低域もしっかりした鳴り方です。
このCDをうるさいと思うことなく、本来の演奏のまま奔放かつ溌溂と鳴らせたら、それはシステムとしてOKです(^^)/

オプション 上記と同じ演奏。TOWER RECORDSのSACDハイブリッド盤(TDSA-267)
TDSA-267
SACD化で飛躍的に素晴らしい演奏になるかと期待していましたが、それほどでもありませんでした。まあでも、上記CDよりマイルドな鳴り方になって、どんなシステムでも聴きやすくなっている感じです。
このジャケットは、かつて所有していた初発LPレコードのデザインだったので、思わず購入してしまいましたが、上記CDの「ハルサイ」の鳴り方のほうが好みです。でも、このSACDはムソルグスキー「展覧会の絵」も収録されていて、ちょっと手放せないのです・・・(^^ゞ

2位 ティルソン・トーマス&サンフランシスコ交響楽団 2004年 Blu-ray
keeping score
Blu-rayディスクです。以前はCD盤も所有していたのですが、断捨離過程でBlu-rayのほうを残しました。このBlu-rayは一度視聴すると思わず引き込まれてしまいます。各奏者がこんなにも全身全霊で演奏しているのか!ということがよく分かります。また、演奏自体も「ハルサイ」として申し分ない演奏に仕上がっています!

3位 サー・コリン・デイヴィス&ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 1978年(UCCD-2222)
UCCD-2222
コンセルトヘボウの魅力が余すところなく発揮された演奏で満足感あります。音響的にも中庸バランスで、「ハルサイ」の良さが十分に発揮されています。「ペトルーシュカ」もとてもキレの良い演奏で聞き応えあります!

4位 ヘルベルト・フォン・カラヤン&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1963,64年(UCCG-4275)
UCCG-4275
古い録音ですが、音質的瑕疵は感じられません。カラヤン&ベルリン・フィルですから演奏はとても立派です。そして、上記の新しい録音の爽やかな演奏と比べると、一味違う深みとどすの効いた感じがあって手放し難いのです。
しかし、このCDを聴いていると、この年代でこれほどの録音がなされていたのだな~と感心してしまいます(^^♪

あと、「春の祭典」ではありませんが、ストラヴィンスキーついでに「火の鳥(全曲)」の一押しです。
サー・コリン・デイヴィス&ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 1978年(UCCD-2221)
UCCD-2221
PHILIPSのLPレコードのときから愛聴していました。CD/SACD時代の現在になっても、「火の鳥(全曲)」ではこれを超えるものはありません。組曲や単発曲では他にもいいと思うものはありますが、全曲となるとこれがNo.1です!

番外 リッカルド・シャイー&アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団他 1985-1996年(473 731-2)
473 731-2
DOUBLE DECCAシリーズの廉価版2枚組CDです。購入当初に聞いただけで長らくCD棚の肥やしになっていました。でも、ESOTERIC K-01XDをSE化してから、CDの良さを再発見することが多くなりました!
しかし、シャイー&コンセルトヘボウ+DECCA録音のレベルはとっても高いのに、何故か高音質ディスクなどで再版されないのは謎です?
まあとにかく、長らくほったらかしにしていたCDの良さを再発見して、断捨離も急がずにほどほどがいいのかも・・・、などと思っています(^^ゞ

オルフ「カルミナ・ブラーナ」2025/06/27

オルフ「カルミナ・ブラーナ」 これも断捨離の末、現在は3枚残っています。
この3枚の演奏は、それぞれ特色があります。どれも素晴らしい演奏なので、順位はちょっとつけ難い・・・(^^ゞ
そこで、聴く頻度の高さ順でランキングしてみました。

1位 小澤征爾&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1988年(UCCP-9603)
UCCP-9603
これが一番私好みです。録音・演奏ともに素晴らしい!ただし、声楽好きな方は物足りないと思うかもしれません。
あと、他のCD/SACDよりボリュームを4~5dBほど高くして聴くといいと思います。

2位 オイゲン・ヨッフム&ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団・合唱団 1967年(ESSG-90206)
ESSG-90206
カルミナ・ブラーナの定番中の定番。古い録音を感じさせないさすがの演奏。しかも声楽も素晴らしい。

同じく2位 ジェイムズ・レヴァイン&シカゴ交響楽団 1984年(POCG-7089)
POCG-7089
あまり目立たないCDですが、演奏はヨッフムと甲乙つけがたい。録音も新しいので、聴く人によってはヨッフムの名盤より好ましいと判断されるかもしれません。

オルフ「カルミナ・ブラーナ」は、この3枚でOKでしょう(^^♪

ホルスト 組曲「惑星」2025/06/26

CD/SACDの断捨離、続いています(^^)
今回は、ホルスト/組曲「惑星」です。この曲も今まで激しく断捨離してきました。一時期は10枚以上ありました(^^ゞ
さて、「惑星」トータルの順位は以下。

1位 ズービン・メータ&ロサンゼルス・フィルハーモニック 1971年(UCCD-51034)
UCCD-51034
人気曲なので、CD/SACDもあまたありますから、これを第1位とするのは異論あるかもしれません。でも、私にとっは昔から不動の1位の座にあります( `ー´)ノ ESOTERIC K-01XDをSE化してから更に進化した鳴り方になりました!
このCDは、ジョン・ウィリアムズ「スター・ウォーズ組曲」もペアリングされていて、素晴らしくお買い得のCDです(^^)v

2位 シャルル・デュトワ&モントリオール交響楽団 1986年(UCCD-5216)
UCCD-5216
とてもバランスのよい鳴り方で、美麗な演奏に浸れます。どんなシステムでもデュトワ盤1枚あればそれで不満はないでしょう。一番マイナス要素がなくて素晴らしい演奏に仕上がっています!

3位 ジョン・エリオット・ガーディナー&フィルハーモニア管弦楽団 1994年(471 634-2)
471 634-2
美麗で整ったデュトワ盤と趣は異なりますが、SACDの良さが発揮されています。本場イギリス・オーケストラ演奏の名盤と言われている演奏に、どこか物足りなさを感じていましが、この演奏はそんな印象を見事に覆してくれました!
本場イギリスの中庸的な演奏です。このSACDハイブリッド盤を購入しておいてよかったー(^^)/

番外 ヘルベルト・フォン・カラヤン&ウィーン・フィルハーモニー・管弦楽団 1961年(ESSD-90291)
ESSD-90291
言わずと知れた名盤です。しかもESOTERIC SACD盤です。これは、上記3枚のノーマルタイプの「惑星」と比較するべき演奏ではありません。このような演奏は本来の「惑星」の演奏ではないのかもしれません(^^;
「火星」「木星」などを聴くと、何だか交響曲を聴いているような錯覚に陥ります。また、「金星」「水星」などを聴いていると、「惑星」の曲そのものではなく、ソロ楽器の音色に思わず引きこまれてしまいます・・・
しかし、1961年の収録でこのクオリティ! これは文句のつけようがありません(^^)/

ホルスト「惑星」については、この4枚でOKだと思います。さて、次はどの曲を断捨離しますかね~(^^)

CD/SACD断捨離進行中…レスピーギ「ローマ三部作」2025/06/21

CD/SACD他ソフトの断捨離、もう何年も前からずっと継続中です。これはかなり前から続けていますので、一時期3,000枚ほどあったソフトも、今では約1/3に減りました(^^)
でも、最近は手放すソフトを選別するのに一苦労しています。どれかを手放そうと思って聞き始めると、どれも甲乙つけがたくなる・・・。特に、ESOTERIC K-01XDをSE化してからというもの、手放す覚悟で久しぶりに聴いたCDに聴き惚れてしまう・・・という有様です・・・(^^ゞ

今回は、レスピーギ「ローマ三部作」です。
今までの厳格な選別で生き残ったCDは現在4枚。この4枚にあえて順位をつけると以下のようになります。あくまでも「ローマ三部作」トータル平均点での評価です。各曲の順位ではありません。各曲になると順位はまた変わります。

1位.リッカルド・ムーティ&フィラデルフィア管弦楽団 1984年(WPCS-23142)
WPCS-23142
何といっても、フィラデルフィア管弦楽団の巧さがひときわ冴える素晴らしい演奏です!不満点はほぼありません(^^)v

2位.ダニエレ・ガッティ&ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団 1996年(SICC-40046)
SICC 40046
これも不満感のないとても素晴らしい演奏です。でも、全盛期のフィラデルフィア管弦楽団と比べてしまうと・・・。

3位.アントニオ・パッパーノ&ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団 2007年ライヴ(WPCS-12843/4)
WPCS-12843/4
全体的に満足度の高い演奏。レスピーギに手慣れたサンタ・チェチーリア管の定番的演奏です。とても美麗な演奏で浸れます。我が家では他のCD/SACDより+5dBぐらいで聴くとちょうどいい感じです(^^)v

3位.アンドレア・バッティストーニ&東京フィルハーモニー交響楽団 2013年ライヴ・サントリーホール(COGQ-68)
COGQ-68
日本のオーケストラで「ローマ三部作」なんて・・・と思っていた先入観を見事に打ち砕いた演奏です!
ライヴでこの3曲を立て続けに演奏するのはとってもハードだと思います。特に金管群は本当によく頑張った!
パーカッション群が過多に感じる部分もあります(特に「ローマの松」最終章)が、全体的にはDENONの優秀な録音と相まって聴き応えある演奏に仕上がっています(^^)

この4枚のうち、どれを手放そうかな~などと思案しているとき、こんなものを発見してしまい、思わずポチッと(^^ゞ
リッカルド・ムーティ&フィラデルフィア管弦楽団 1984年録音(2024年マスタリング・タワーレコード) TDSA 10013
TDSA 10013
「ローマ三部作」は好きな曲なので、いろいろ購入して聴いてきました。一時期は10枚以上所有していました。そういう経緯を経て断捨離してきた「ローマ三部作」ですが、現時点でのベストCDのSACD盤となれば、是非とも聞いてみたい!・・・となるのは必定です!
でも、今までリマスタリングやリメイク盤、SACD化で失望した経験は少なからずあります。今回はどうかな・・・('_')

おお~これはいい! SN向上によるダイナミックレンジの拡大、細かい音群の明瞭化、空間感の向上など、SACD化したアドバンテージがしっかり感じられる!そして、フィラデルフィア管弦楽団の鳴り方が、更に滑らかに軽やかに鳴り響く。オーマンディ全盛期、「シルキー」と評されたフィラデルフィアサウンド特有の華麗さが再現されています(^^)
いずれにしても、この演奏には感動しました。OKです!!

しかし、CD/SACDの断捨離を推し進めながら、こんなふうに追加購入してしまうので、断捨離が進みません・・・(*_*)

ESOTERIC K-01XDSE(VUK) 戻ってきました(^^)v2025/06/07

修理&メンテナンスに出していたESOTERIC K-01XDSE(VUK)が、本日無事に戻ってきました。
ESOTERIC K-01XDSE(VUK)
メインの不具合は「CDトレイ駆動部のベルト劣化」だけなのですが、この際なのでいろいろメンテしてもらいました。
部品交換&メンテナンスの内容は、「ローディングベルト、その他消耗部品(トレイ部のクッション)交換、トラバース交換、メカ分解清掃、注油、各動作点検、清掃」です。
部品代よりも技術料の方がお高い明細でした。部品代は約2万、技術料は約3.5万。でも私はこれでいいと思います。
車などでもそうですが、技術者さんへの対価はそれ相応でしかるべきものだと思っていますから。

今日の午前中に届いて、すぐに聴き始めました。当然ながら、とってもスムーズなトレイ開閉になりました。
ピックアップ交換やメカ分解清掃などをしてもらったので、何だか音までリフレッシュされたように感じます~(^^)

でも、しばらく聴き続けていると、リフレッシュされた印象は単なるイメージだけではないと思いました。以前よりも確実に細かな音が明瞭に聞こえます。
K-01XDも購入後約4年も経つと、トランスポート部の特にトラバース(ピックアップ系)の交換は、音質向上に有効だと思いました(^^)v