CD/SACD断捨離進行中…レスピーギ「ローマ三部作」2025/06/21

CD/SACD他ソフトの断捨離、もう何年も前からずっと継続中です。これはかなり前から続けていますので、一時期3,000枚ほどあったソフトも、今では約1/3に減りました(^^)
でも、最近は手放すソフトを選別するのに一苦労しています。どれかを手放そうと思って聞き始めると、どれも甲乙つけがたくなる・・・。特に、ESOTERIC K-01XDをSE化してからというもの、手放す覚悟で久しぶりに聴いたCDに聴き惚れてしまう・・・という有様です・・・(^^ゞ

今回は、レスピーギ「ローマ三部作」です。
今までの厳格な選別で生き残ったCDは現在4枚。この4枚にあえて順位をつけると以下のようになります。あくまでも「ローマ三部作」トータル平均点での評価です。各曲の順位ではありません。各曲になると順位はまた変わります。

1位.リッカルド・ムーティ&フィラデルフィア管弦楽団 1984年(WPCS-23142)
WPCS-23142
何といっても、フィラデルフィア管弦楽団の巧さがひときわ冴える素晴らしい演奏です!不満点はほぼありません(^^)v

2位.ダニエレ・ガッティ&ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団 1996年(SICC-40046)
SICC 40046
これも不満感のないとても素晴らしい演奏です。でも、全盛期のフィラデルフィア管弦楽団と比べてしまうと・・・。

3位.アントニオ・パッパーノ&ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団 2007年ライヴ(WPCS-12843/4)
WPCS-12843/4
全体的に満足度の高い演奏。レスピーギに手慣れたサンタ・チェチーリア管の定番的演奏です。とても美麗な演奏で浸れます。

3位.アンドレア・バッティストーニ&東京フィルハーモニー交響楽団 2013年ライヴ・サントリーホール(COGQ-68)
COGQ-68
日本のオーケストラで「ローマ三部作」なんて・・・と思っていた先入観を見事に打ち砕いた演奏です!
ライヴでこの3曲を立て続けに演奏するのはとってもハードだと思います。特に金管群は本当によく頑張った!
パーカッション群が過多に感じる部分もあります(特に「ローマの松」最終章)が、全体的にはDENONの優秀な録音と相まって聴き応えある演奏に仕上がっています(^^)

この4枚のうち、どれを手放そうかな~などと思案しているとき、こんなものを発見してしまい、思わずポチッと(^^ゞ
リッカルド・ムーティ&フィラデルフィア管弦楽団 1984年録音(2024年マスタリング・タワーレコード) TDSA 10013
TDSA 10013
「ローマ三部作」は好きな曲なので、いろいろ購入して聴いてきました。一時期は10枚以上所有していました。そういう経緯を経て断捨離してきた「ローマ三部作」ですが、現時点でのベストCDのSACD盤となれば、是非とも聞いてみたい!・・・となるのは必定です!
でも、今までリマスタリングやリメイク盤、SACD化で失望した経験は少なからずあります。今回はどうかな・・・('_')

おお~これはいい! SN向上によるダイナミックレンジの拡大、細かい音群の明瞭化、空間感の向上など、SACD化したアドバンテージがしっかり感じられる!そして、フィラデルフィア管弦楽団の鳴り方が、更に滑らかに軽やかに響くようになった。これがオーマンディ全盛期に「シルキー」と評された、本来のフィラデルフィア・サウンドかも・・・
いずれにしても、この演奏には感動しました。OKです!!

しかし、CD/SACDの断捨離を推し進めながら、こんなふうに追加購入してしまうので、断捨離が進みません・・・(*_*)

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