Sonus faber Electa Amator Ⅲ episode9 …ESOTERIC SACD2019/03/23

Sonus faber Electa Amator Ⅲ、既に「これでもう満足(^^)」状態の鳴り方になっています(^^♪

さて、つい最近届いたESOTERIC SACD。どちらもセットものなので、けっこう高価格のSACDです(^-^;
abbado_20190322
ブラームス:交響曲全集 他 ハイドンの主題による変奏曲 作品56a 大学祝典序曲 作品80 悲劇的序曲 作品81
クラウディオ・アバド(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 録音:1987~91年

ESOTERIC SACD効果なのか、Electa Amator Ⅲ効果なのか、判然としませんが、所有しているCDとは全く別物の素晴らしい演奏です。所有CDでの印象は、やや端正な印象の鳴り方でしたが、今回のESOTERIC SACDは、けっこう濃厚で厚手の演奏に変貌していました。いいです!

お次は、
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チャイコフスキー:交響曲第4番・第5番・第6番「悲愴」
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 録音:1985年

これも初出CD時代のものを所有しています。カラヤン最後期の名演、名録音です。しかもウィーン・フィルです!
しかし、チャイコフスキーの交響曲は、いくらカラヤン/ウィーン・フィルだからといって、手放しでOKというわけにはいきません。競合する演奏は数限りなくあります。

でも、このESOTERIC SACDは、一般受け方向に迎合せず、ウィーン・フィルの楽器群のチャイコフスキーを、原盤に忠実に再現しつつ、さらに正確に克明に描き出すという方向で向上させています。そういう意味では、かなりの変貌です!

今回の、ブラームスとチャイコフスキーの交響曲
どちらのSACDでも、演奏を全体的に俯瞰して比較すれば演奏表現自体は、ほぼ同方向なのですが、その音色とか、細部の表現とか、満足度はかなり向上していて、とても素晴らしい!(^^)!