室内楽…こんなの見つけました! ― 2015/07/26
Accordoの魅力を発見するために、ヴィヴァルディ「四季」や、新たに購入したメニューインなどを聞いてきましたが、どれも本当に素晴らしい音色でした。もっともっと他の演奏を聴いてみたいな~、と思っていましたが…。
CD棚に、こんなCDを発見しました(^^)/
シュベールト:弦楽四重奏曲第14番ニ短調D.810『死と乙女』、弦楽四重奏曲第13番イ短調D.804『ロザムンデ』
メロス四重奏団 1989年11月 デジタル(セッション)
そういえば…、今まで忘れていましたが、シューベルトの「死と乙女」を聞く必要があって、廉価版でもなるべく定番と言われている演奏を選んで購入したCDでした。
検索してみると、harmonia mundiレーベルのこのCD、今でも実売しているではないですか~(^^♪
1回だけ聞いて、CD保護袋に入れてあったので、新品同様状態です。今日は、これを聞いています。
ややあっさり系の演奏ですが、Accordoの魅力でいい感じの味わいが出てます(^^)
しかし、改めて思うことですが、クラシックだけでもこれほど幅広いジャンルと膨大なコンテンツがあるのです。
私は、自分所有の約1,200枚ほどのCD/SACDと、今後購入するであろうソフトで十分です。いや、この量でさえ存在を忘れていたCDがあるのです。
配信メディアは、それこそ無限ですよね~。すごく便利でしょうが、これはもう私のオーディオとは異種のものです。
いや、いずれそういう機器を導入して便利に使うかもしれませんが、あくまで単なるツールとして使うと思います。
オリジナルの演奏やソフトが、いつ、どこで、誰が演奏し、どのように録音され、どういう反応や世評を得たのか…、等々があまり意識されないまま聞き流される…、う~ん(-.-)
いつでも聞きたい曲が入手できて、しかも音が良いのならそれでいいんじゃないの…。
オーディオ的にはそうでしょう…。でも、音云々よりも、もっと別のことを考えてしまいます。
自分の思い入れのある演奏を、外部データに移せば移すほど、自分の中の記憶や印象は希薄になっていきます。パッケージソフトという具体物を実際に手にすることなく、データを蓄積していく。
自分の脳内の記憶は、どんどん手持ちの記憶媒体に置き換えられていく。ほどなく、その記憶媒体に依存した生活を送るようになる。それがないと、自分自身はほぼ何も覚えていない…。
つまり、メディアを使いこなして賢く生きているつもりが、生物的にはどんどん退化しているという現実。
確実に自分のもので、自分が掌握しているものを、確信をもってちゃんと記憶し、いつでも引き出して使えること…、これ大事だと思います。パソコンなどの記憶媒体がなかった私の親世代の個人記憶量は半端ではありませんから。
ちょっと考えすぎですかね~(^^ゞ
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