ESOTERIC SACD化してほしいもの2013/09/28

今、手持ちのCDやSACDを、どんどん処分している最中です。
これまでも、ほとんど手つかずのディスクは処分していったのですが、今回は本格的に処分してます。

現時点で、所有ディスクは1000枚以上。そのほとんどが新品購入です。
今回の処分基準は、絶対に手放さないディスク以外は、しっかり聞いてから判断すると決めています。
なぜかというと、手放すにはかなり惜しい、ハードルの高いディスクばかりだからです。
今まで処分し難かったディスクを自分の耳で判断して、最終的に500枚ほどに整理できたらいいなと思っています。

その過程で、これは意外にもすごくいいではないか!というディスクを再発見したりしています。
例えば、カラヤン&ウィーン・フィルのベートーヴェン第7番とブラームスの第3番。
karajan no.7

これは現在、定価1,200円で廉価販売されています。録音は1960年前後と、今となってはかなり古いものです。ヒスノイズも目立ちます。これは処分する筆頭のCDだなと思っていました。しかし、今回、改めて聞いてみると、この演奏は本当に素晴らしい!

ESOTERIC 7N-DA6100Ⅱ MEXCEL BNCをクロックケーブルに導入してから、どんなディスクを聞いても安心して聞けるようになりました。ケーブルとしてはかなり高価ですが、手持ちのディスクが新鮮に聞けると思えば、実は格安な投資なのかも。

さて、この廉価CD、古いカラヤン&ウィーン・フィルの演奏、今までも名演の名に恥じない演奏という印象でしたが、今回改めてじっくり聞いてみると、まるで古錆をふるい落したかのような生き生きとした演奏で再現されました。

ただ、ディスクの出来としては、やはり廉価CDの憂き目にあっているような印象が拭い去れません。
例えば、このディスクがESOTERICのSACD化企画で復活したなら…、などと願ってしまいます。

あぁ~、でも、こんなことではディスク処分もままならなくなるかも…(^^ゞ