Sviatoslav Richter(スヴィヤトスラフ・リヒテル)2013/09/10

昨日の続きです。

新規購入したESOTERIC SACD2枚、どちらも全く素晴らしいものでした。
SACD1枚のすべてにおいて素晴らしかったのは、アンセルメ&スイス・ロマンド管の『展覧会の絵』です。
ただ、リヒテルの盤がダメなのかというと、そんなことは全くありません。
「素晴らしい」の中身がこの2枚では違うのです。

アンセルメ&スイス・ロマンド管の『展覧会の絵』の方が、圧倒的に音質が向上しています。
リヒテルも購入して全く後悔はありません。当然、ESOTERIC SACD盤のほうが音質的にかなり優れているのは当然なのですが、手持ちのCD盤やSHM-CD盤と比べてその差は少なく感じてしまいます。
これは、リヒテルの演奏自体がすごすぎるからです。通常CD盤でも圧倒されてしまいますから。
Richter
こんなに強靭に弾くラフマニノフNo.2やチャイコフスキーNo.1は、他の盤では聞けません。
やや乾燥気味の収録で、演奏に好き嫌いはあるでしょうが、これは是非聞いておくべき名盤だと思います。

アンセルメのムソルグスキー、リヒテルのラフマニノフ・チャイコフスキーのピアノコンチェルト、どちらも年代を超えた歴史的名演ですよ(*^^)v