前段機器群2007/10/30

Mark Levinson No.32L

Classe Omega SACD1                                                      http://www.classeaudio.com/omega/specs/sacd.htm

Mark Levinson No.32L                                                                    http://www.harman-japan.co.jp/product/marklev/no32l.html

Classe Omegaシリーズは、最近までAudio Reference Inc.扱いでしたね。私はAudio Reference Inc.時代に購入しました。現在はMarantz Japan扱いになっています。Marantz Japanでは、Omegaシリーズはディスコンになっていて、Deltaシリーズしか手に入りません。

OmegaとDelta、価格的にはOmegaのほうがはるかに高価格です。デザイン的にはどちらが好みか悩むところですね。

私見ですが、パッと見はDeltaのほうが斬新な感じかなと思えます。しかし、長く所有しているとOmegaのほうが秀逸だと思えてくるに違いありません。

実際、Omegaシリーズは、そのつくりにもかなり力を割いていて、製作者の卓越したこだわりが感じられます。その音と機能性能と意匠、これらが統括者の妥協なき総合力によってがっちりと組み合わさっている、そんなつくりと音なのです。私のひいき目ですかね。

Deltaシリーズでもパワーアンプに関しては、デザイン的にもかなり魅力的です。その音質やパフォーマンスもCA-M400などは極めて優秀です。

しかし、CD/SACDに関してはOmega SACD1にとどめを刺すと思うのです。ディスコン製品ではありますが、かのSonyの採算度外視の超優秀メカを使い、Wadiaの優秀なDACを組み合わせ、電源も別筐体にする、などなど一体型のCD/SACDとしては図抜けたつくり、音質、そしてデザインだと思います。私は、いずれOmegaシリーズが復活すると信じています。

さて、Mark Levinson No.32Lについてですが、このプリアンプに関しては購入から現在に至るまで全面的な信頼を置いています。今のところ死角など全くないと思っています。(というか、プリは疑問点など抱かせないような決定版を選ぶべきだと思います・・・一旦それと決めたら安易に変えるべきではない)

あえてNo.32Lの欠点を列挙するなら、一旦電源を落とすと元の音に戻るまでかなり時間がかかる。入力機器が増えるとS/Nが落ちるような気がする。Input1のみに接続するのが一番いいかも。RCA接続よりXLR接続のほうがいいような。それくらいです。

また嬉しいことに、偶然にもClasse Omega SACD1とMark Levinson No.32Lのプリアンプ部はデザイン的に非常に似通っていて、前段機器4筐体を設置してみると、まるで同一メーカーでそろえたような統一感があるのです。惜しむらくはOmega SACD1の電源部がもう少し高級感あふれるものだと言うことなしですが・・・、それは望みすぎですね。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://audio.asablo.jp/blog/2007/10/30/1879813/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。