名機YAMAHA NS-1000M …そして…2017/12/23

YAMAHA NS-1000M 発売1974年 定価¥108,000- 当時の物価を考慮しても、この価格はとっても安い!
YAMAHA NS-1000M
スウェーデン国営放送やフィンランド国営放送でモニタースピーカーとして採用されたという名機、日本のオーディオ界ではレジェンドなのです。YAMAHA NS-1000Mは20年以上にわたって販売され続けました。

1970~80年代、日本のオーディオは全盛期でした。それに乗っかり、ディープに入り込んでしまった私です…(^^ゞ
その後、オーディオは衰退の一途をたどります。採算がとれなくなり、その当時あまたあったメーカーがオーディオから撤退していきました。それでも地道に開発販売を続けるメーカーもありました。YAMAHAもその一つです。

NS-1000M登場から約40年後の昨年春、YAMAHAはこんなSPを発売しました。NS-5000です。
YAMAHA NS-5000
価格は、昔のNS-1000Mとはけた違いの高価格です。しかし、とっても魅力的な製品です。
NS-1000Mの音イメージをすっぱり切り捨てながら、NS-1000Mの意匠を引き継いだといったコンセプトです。
特に、外装はYAMAHAグランドピアノと同じピアノ専用塗料と下地材、研磨工程による黒鏡面ピアノフィニッシュで仕上げています。これは実に素晴らしい!

YAMAHAが本格的オーディオに復帰&挑戦したことは、YAMAHA製品からオーディオに深く入り込んでしまった私にとって、とても嬉しくもあり、頼もしくもあります(^.^)

ただ、これほどの高価格だと購入を決断するにはかなり慎重になります。実際にじっくり聞いてみないとね~。
YAMAHA NS-5000

まあ、聞くだけならタダですから、近々地元のショップに立ち寄ってみようかと思っています(^^)