やっと乗れた~!(^^)!2017/12/02

3週間ぶりにやっと乗れました(^^)/
絶好の天気というわけではありません。雨に降られる可能性ありの予報ですが、行きますとも~( `ー´)ノ

北陸自動車道 北鯖江PA
kitasabae_PA
そういえば、ちょうど1年前の12/3、このCB400スーパーボルドール(2015年式)を受け取って、この北鯖江PAで写真を撮りました。もう1年経ったのか~、というか、実感としてはもっと乗っていたような感じもします。購入後約10,000km乗っちゃいましたからね~。
しかし、車も年に12,000km以上乗りますが、バイクでも10,000kmほど乗ると、ガソリン代だけでもけっこうな出費となってしまいますね~(^^ゞ

遅めの出発だったので、目的地はここに絞りました。前回にも増してとっても混雑していました。
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それもそのはず。ちょうど、紅葉まつりが開催されていました。曇りで寒かったのがちょっと残念でしたね。
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並木の外から見たほうが紅葉がきれいに見えます。晴れてるともっと美しいのでしょうが…。
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バイクも車に劣らず多かったです。
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帰りの道中、雨に遭いました。でも、20分程度でその雨から抜け出せましたから、まあいい方でしょう。
それよりも、今日は1日中とても寒かった。4~9℃でした。けっこう着込んだつもりでしたが、日中気温が上がらず、日差しもほとんどなかったので、陽に当たって、あ~あったかい~と感じたときがありませんでした。

17:00前、自宅すぐ近くの自動車道。気温4℃。
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午後5時前なのに、こんなにも暗い…、とても寒い…(+_+)

明日も気温は上がらないらしい。でも、1日中快晴の予報ですよ(^^♪


今期、乗り納めです~(^^ゞ2017/12/03

予報通り、今日は快晴~!(^^)! 気温はあまり上がらないみたいですが、満喫しますよ~(^_-)-☆

昨日は西方面だったので、今日は東方面へ。いきなり峠越え。石川県へ越境します。
県境直前の小さなパーキングにて。快晴です(^^)/
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この一帯は豪雪地帯なので、先日降った雪の塊が…。
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ちょっと走って石川県へ越境。さらに雪深い…。
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10:30でも、ここは気温3℃…。道の両脇に雪があると気温以上に冷え込みます。
shiramine2

この方面を走るとき立ち寄る、いつもの道の駅「瀬女」
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DAIHATSU/COPEN勢ぞろい~! 軽自動車とは言え、なかなかカッコいいですよね~。私も好きです(^^)

山越えの後は、海沿いを目指します。
11:30、小松市に入って昼食でも。どこで食べようかな~と思いながら走っていると、新たに開店したラーメン屋が!
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ラーメン「若」小松店。開店直後らしく、花や花輪がいっぱい。「若」の名前にふさわしく、若いスタッフが多い。
ramen_waka2
おすすめの「新とんこつラーメン」をオーダー。何が「新」なのか分かりませんが、まあ普通に旨かったです。
でも、やっぱりとんこつラーメンは私の好みではないかも…。

海岸沿いの道を進みます。片野海水浴場。
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冬の砂浜に一人佇む姿って、とっても寂しい…。

塩屋港。釣り船メインの港のようですが、この時期釣り船もほとんど陸(おか)に引き上げられています。
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あわら夢ぐるま公園。風力発電の風車がいっぱい。
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けっこう広大な公園です。ちょっとぶら~りと…。 おやっ!
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停止している風車の先端に人らしき物体が…。 近づいてみると…、
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やっぱり、人でした。ものすごく高いところで、ロープ何本かで吊るされながら作業しています…。怖いよ~(^-^;

ここは、北潟湖の絶景が見渡せる展望台もあります。
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この時期は、どことなく暗い感じですね。もっと気候のいい時にまた訪れたいです。

三国雄島。この景色も今期は見納めだな~(._.)
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実は、今日は今期のバイク乗り納め日なのです。購入後ちょうど丸1年で乗り納めとは…。

今後の天候はずっと雨雪らしい。そして私のボルドールは、年明け3月に車検を迎えます。どうせバイクに乗れないのなら、ということで、今年の冬季はショップに預けて車検がてら各所のメンテ&磨きをしてもらうのです。

16:00前、名残惜しいですが、とうとう約束の時間がきてしまいました。
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来年3月まで預けます。あ~、冬の3ヵ月がとっても待ち遠しい。
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この冬、ブラッシュアップしてピカピカになって、来春帰って来いよ~、ボルド~~ル(T_T)/

というわけで、バイクツーリングに関する記事はしばらくなくなると思います<(_ _)>

タイミング悪い~(^^ゞ2017/12/06

少し前にウィンターウェアを注文していたのですが、ちょっと遅れて昨日到着しました。タイミング最悪です~(^^ゞ
本当は、バイクをショップに預ける前に届くはずだったのですが…(-.-)

KOMINE JK-579 BLACK/CAMOUFLAGE
JK-579_BLACKcamo
早速着てみました。
とっても暖かい! これなら気温が一けたでも十分行けそうです(^.^)

しかし…、今はバイクを預けてしまった後なので、今季着ることはありません。とりあえずタンスに吊り下げました…。
まあでも、インナーが取り外せたりして機能的なウェアのようなので、来季いろいろ試してみようと思います。

来季、といっても約1年後になります。全く気の長い話です…。
インナーを取り外せば、もう少し早めに着れるかも~( ^ω^ )


初めての指揮者&初めてのオケ2017/12/11

ファビオ・ルイージ(指揮) フィルハーモニア・チューリッヒ(チューリッヒ歌劇場管弦楽団) 初めて聞きます。
初めての演奏録音は、ちょいと警戒するのですが、メジャーな曲で洋盤CDでお安かったので…。
録音も最新ですし…、年末ですし…、つい(^^ゞ
scheherazade
リムスキー=コルサコフ:交響組曲『シェエラザード』 Op.35
バルトゥオミ・ニジョウ(ヴァイオリン・ソロ)
フィルハーモニア・チューリッヒ(チューリッヒ歌劇場管弦楽団) ファビオ・ルイージ(指揮)
2016年7月/チューリッヒ歌劇場/ライヴ録音

今日届いて、早速聞いてみましたが、これは!なかなか素晴らしい!
『シェエラザード』は現在、厳しく選別された4枚がありますが、それらと比べても全く引けを取りません。
チューリッヒ歌劇場管弦楽団、初めて聞きますが、かなり素晴らしいオケではないでしょうか。

洋盤CDは、定価¥2,689- まとめ買い価格で¥1,936-。これならお得感あります。
国内盤CDだと、何と!定価¥3,240-だと~! SACDならまだしも…。

今日届いたものは他にもあるので、その紹介はまた(^^)/

初めての指揮者&古参オケ2017/12/12

パリ・オペラ座管弦楽団 オペラが主役のオケです。オペラを陰で支える脇役的なイメージが付きまといます…。
でも、このSACDを聞くと、プロオケってこんなにも潜在能力あるのか! 改めて思い知らされました。
オケのメンバー、それぞれしびれるほど上手いわけではありませんが、演奏全体はとっても魅力的です。
Mussorgsky
1. ムソルグスキー/ラヴェル編:組曲『展覧会の絵』
2. プロコフィエフ:交響曲第1番ニ長調 op.25『古典交響曲』
 パリ・オペラ座管弦楽団/フィリップ・ジョルダン(指揮)
 2016年5月20,23,24日(1)、2016年6月17日(2)/パリ、バスティーユ歌劇場メイン・ステージ(1) サル・リーバーマン(2)
 デジタル/セッション録音

おお~! これはまるで、オケの能力を十二分に引き出したかのような演奏です。しかもSACDで高音質です。
セッション録音なので、録り直してうまくつないで仕上げることもできますが、それを考慮してもいい演奏録音です。
定価¥3,240-、会員価格でも¥2,981-とけっこう高価でしたが、これほどの出来栄えなら満足です(^^)

これは最新2016年録音ですが、はるか昔1959年録音の名盤、エルネスト・アンセルメ指揮/スイス・ロマンド管弦楽団の名演を彷彿とさせる雰囲気があります。
古参パリ・オペラ座管弦楽団&新進気鋭のフィリップ・ジョルダン指揮、これは注目です!

YAMAHA ビューティー2017/12/17

ヤマハ・ビューティー
それは、YAMAHA独特の美麗な音と、YAMAHA製品特有のデザインを融合した言葉だと理解しています。

オーディオというものに目覚めたのは、中1のころかな。近所の友達の兄のシステムを聞いたときです。
そのSPは、YAMAHA NS-690でした。その美音には圧倒されました。
YAMAHA NS-690
中2のときに、親に必死に頼み込んで、パイオニアの15万ほどのシステムコンポーネントを手に入れましたが、友人兄のYAMAHAシステムには、はるかに及ばない音でした…(._.)

友人兄のプリメインアンプは、YAMAHA CA-1000。NS-690とCA-1000、これは最強でした…(^^ゞ
YAMAHA CA-1000
YAMAHAは音も素晴らしいのですが、デザインもその当時、何だかとてもあか抜けていました。
そういう相乗効果で、今でもYAMAHA製品にはとっても魅かれてしまいます。

その当時躍進していた日本のオーディオ・メーカーで、今も私が注目&期待しているメーカーは…、
YAMAHA、PIONEER、LUXMAN、DIATONE、Marantzなどなど…、頑張って~(^^)/

YAMAHA NS-690Ⅲ とっても欲しかったけど、買えなかったな~。
NS-690iii

そういえば、一時期所有してました~。YAMAHA GT-CD1 ¥500,000
YAMAHA GT-CD1
今の基準では、音はいま一つでしょうね。でも、このデザインは素晴らしい!
このデザインだけでも存在価値あります。手放さなければよかったな~(^^)

名機YAMAHA NS-1000M …そして…2017/12/23

YAMAHA NS-1000M 発売1974年 定価¥108,000- 当時の物価を考慮しても、この価格はとっても安い!
YAMAHA NS-1000M
スウェーデン国営放送やフィンランド国営放送でモニタースピーカーとして採用されたという名機、日本のオーディオ界ではレジェンドなのです。YAMAHA NS-1000Mは20年以上にわたって販売され続けました。

1970~80年代、日本のオーディオは全盛期でした。それに乗っかり、ディープに入り込んでしまった私です…(^^ゞ
その後、オーディオは衰退の一途をたどります。採算がとれなくなり、その当時あまたあったメーカーがオーディオから撤退していきました。それでも地道に開発販売を続けるメーカーもありました。YAMAHAもその一つです。

NS-1000M登場から約40年後の昨年春、YAMAHAはこんなSPを発売しました。NS-5000です。
YAMAHA NS-5000
価格は、昔のNS-1000Mとはけた違いの高価格です。しかし、とっても魅力的な製品です。
NS-1000Mの音イメージをすっぱり切り捨てながら、NS-1000Mの意匠を引き継いだといったコンセプトです。
特に、外装はYAMAHAグランドピアノと同じピアノ専用塗料と下地材、研磨工程による黒鏡面ピアノフィニッシュで仕上げています。これは実に素晴らしい!

YAMAHAが本格的オーディオに復帰&挑戦したことは、YAMAHA製品からオーディオに深く入り込んでしまった私にとって、とても嬉しくもあり、頼もしくもあります(^.^)

ただ、これほどの高価格だと購入を決断するにはかなり慎重になります。実際にじっくり聞いてみないとね~。
YAMAHA NS-5000

まあ、聞くだけならタダですから、近々地元のショップに立ち寄ってみようかと思っています(^^)


My system 現在2017/12/25

今のシステムは、こうなっています。

CD/SACDプレーヤー ESOTERIC K-01
K-01
プリアンプ Ayre KX-R
Ayre KX-R
パワーアンプ Ayre MX-R
Ayre MX-R
ここまでは、まあまあのハイエンド機器を揃えているかな~(^^ゞ

でも、オーディオで一番肝心のスピーカーは… MORDAUNT-SHORT Performance6 約700,000-
Performance6
購入時、安価ながらかなりのコストパフォーマンスSP…、ということは納得ずくで購入しました。
でも、今のシステムにはこのSPではちょいと役不足かな~という思いはずっとありました。
特に、クラシックをディープに聞こうとすると、満喫できない感が常に付きまといます。

コンパクトに収まるSPで、音的にも十二分に満足できるSPとなると、とっても高価格になってしまいます。
Performance6よりもう少し高価格帯でも、私の求める理想的なSP、今のシステムを全開させるSPはないものか…。

YAMAHA NS-5000がこの欲求を叶えてくれたなら、一気に投資しちゃいますが…(^.^)

予想外の結末です~(^^ゞ2017/12/26

YAMAHA NS-5000 早速聞きに行ってきました(*^^)v
YAMAHA NS-5000

地元で古くから営業を続けているオーディオ店。本当に久しぶりに訪れました。約25年のご無沙汰となります~。
それほどのご無沙汰でも、店長は何とこちらを覚えていました。しかも名前まで!
「お久しぶりですね、○○さん」「あっ、覚えていましたか…」「当たり前ですよ~(^^)」
入店時、ふらっと訪れた客を装った自分が何だか恥ずかしい…(^^ゞ

ショップの一番奥にNS-5000は鎮座ましましておりました。ピアノフィニッシュの威容が素晴らしい(^^)
早速、店長の許可を得て、試聴CDを選び、NS-5000を聞き始めます。
NS-5000を鳴らすシステムは…
ESOTERIC/K-05X ¥580,000-
ESOTERIC K05X
ESOTERIC/F03A ¥950,000-
ESOTERIC F03A

おお、とっても素直!そして全く乱れのない聞きやすい音。これはかなりいいんじゃないでしょうか!
でも、しばらく聞いていると、もう少し前に出てきて欲しい感じもある。ボリュームを上げると、いい感じで演奏が展開されてきます。現有のPerformance6がスパッと前面に出す音なので、それとはかなり違います。奥ゆかしい感じ。

同じCDの同じ部分をリピートして聞いていると、だんだんこのSPの鳴り方が分かってきました。音をあまり前に出さず、ゆったりと聞かせるタイプのSPだと判断しました。さらにもっとボリュームを上げると違う印象になったかも…。

さて、ショップのルームには、NS-5000の隣に、B&W 805D3が設置してありました。ついでに聞いてみます。
こんなに小さなSPですが、¥920,000-(スタンド除く)もします…。
B&W 805D3

B&W 805D3を鳴らすアンプは、Accuphaseのプリ&パワーです。
Accuphase C2450 ¥750,000-
accuphase c2450
Accuphase P4200 ¥490,000-
accuphase p4200
アキュフェーズのアンプ、本当に久しぶりに聞きました~(^^)

CD/SACDプレーヤーは、とりあえずつないであったAccuphase DP560 ¥600,000- で聞き始めました。
accuphase dp560

ついでに聞いてみたB&W 805D3ですが、これがとっても素晴らしい!!
中高域がすごく開放的で空間が広く展開されます。コンパクトSPなので、さすがに量感は控えめですが、このサイズでもこれほどの低域が出るとは!
Accuphase製品群も再評価しました。とってもクオリティレベルが高く、しかも高級感あふれる操作感があります。

このあと、B&W 805D3でいろいろなベストバイ機器を聞きました。
Accuphaseのアンプペアはそのままに、CD/SACDをMarantz SA-10 ¥600,000-に。
marantz SA-10
Accuphase DP560と同価格です。これ、素晴らしいじゃないですか!

B&W 805D3の世界にはまりかけていたとき、別のお客様がB&W 705S2を試聴されるということで、私も聞きます。
B&W 705S2
ジャズヴォーカルの曲でしたが、とても¥336,000-のSPとは思えないくらい、素晴らしい鳴り方でした。
これを鳴らしたシステムは、YAMAHAのCD/SACDとプリメインでした。YAMAHA CD-S3000&A-S3000
B&W 705S2 system
でも、B&W 805D3を聞いてしまったあとでは、705S2はちょっと精一杯鳴っている感がありましたね~。
805D3は、音もいいし、何より空間感の表現が頭抜けていると思いました。音のみなら705S2で十分です。
クラシック音楽のホール感の広さの表出が特に必要なければ、705S2がベストコストパフォーマンスでしょうね。

今日は、YAMAHA NS-5000が主眼のはずが、何だか、B&Wのほうにとても魅かれてしまいました~。
ひと世代前の黄色いケブラーコーンとは一線を画した、明るくも密度の濃い音でした。

さて、帰宅して、ショップで聞いたCDと同じCDを聞いてみました。その結果…。
今の自分のシステムのほうが、はるかに自分好みで鳴っていると確認されました(^^ゞ
でも、B&W 805D3の中高域の再生はとても欲しいと思いました。

というわけで、今の音を超えるには上位機器導入という追加投資が必須だと分かりました…(^-^;
ただ、B&WとAccuphase、そしてMarantzには、改めてその魅力を発見しましたよ(^^)

ORFEO D'OR2017/12/27

「ORFEO D'OR」は、ドイツの音楽レーベルです。
在庫がお店にあれば、すぐに届くのですが、在庫がなくてメーカー取り寄せになると、とっても時間がかかります。
下記の2枚、ようやく届きました。11/21にオーダーして、今日12/27にポスト投函されました(^-^;
まあ、輸入盤をオーダーすると、こういうことはよくあります。最悪の場合、入手困難となって勝手にキャンセルされたりします。

チャイコフスキー:交響曲第4番、ベートーヴェン:『皇帝』 ギレリス、ベーム&チェコ・フィル(1971年ステレオ)
ギレリスの「皇帝」よりも、チャイコフスキー4番のほうが素晴らしかった! でも、「皇帝」のリハが聞ける!
Bohm/Gilels
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5 番『皇帝』
・チャイコフスキー:交響曲第4 番ヘ短調
・『皇帝』のリハーサル
 エミール・ギレリス(ピアノ) カール・ベーム(指揮) チェコ・フィル 1971年8月8日、ライヴ録音(ステレオ) 

リヒテル/1977年ザルツブルク音楽祭ライヴ
スヴィヤトスラフ・リヒテルの完璧かつ強靭なピアノ! このころは愛用していたYAMAHAピアノの演奏だろうか…?
Richter
・ショパン:ワルツ集(Op.34-1, 2, 3)
・ショパン:スケルツォ第2番
・ショパン:舟歌
・ドビュッシー:版画
・ドビュッシー:ベルガマスク組曲
・ベートーヴェン:アンダンテ・フェヴォリ 
 スヴィヤトスラフ・リヒテル(ピアノ) 1977年8月 ザルツブルク、祝祭小劇場 ステレオ(ライヴ)

ORFEOレーベル、音はお世辞にもいいとは言えません。でも、ベーム、ギレリス、チェコ・フィル、リヒテルとくれば、購入意欲に火が付きます。それと、ライブ演奏の名演を厳選して提供してくれるので、音質うんぬんを言うのは筋違いでしょう。何より、超高名な演奏者の渾身のライブ録音が聞けることは、とても素晴らしいことです!

ORFEOレーベルに注目し始めたきっかけは、クラシック好きならご存知のこの演奏からです。
Kleiber
ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調 op.60
 バイエルン国立管弦楽団 カルロス・クライバー(指揮)
 1982年5月3日 ミュンヘン、国立劇場 ステレオ(ライヴ)

4楽章、クライバーのあまりのアッチェランド(加速度)についてこれなかったファゴットは有名です。演奏が終わった直後、観客はあまりの名演にしばらく拍手できず、微妙に間をおいてからブラボーの拍手が…。
クライバーは、演奏のいかなる瑕疵も認めなかった頑固者で、なかなかレコーディングにOKを出さなかったらしい。
それゆえ、残した録音は非常に少ないのですが、この演奏に関しては例外中の例外です。この演奏について、クライバーはこんな言葉を残しています。下記は、SACDジャケット内に記載されている文です。

「私にとって、レコーディングに『発売許可を与える』というのは、常に戦慄すべきことですが、今回許可を与えたバイエルン国立管弦楽団との『この』ライヴ録音には、個人的にも大変満足しています。われわれは、この演奏の『スナップショット』たる録音に対し、僅かな修正も、いかなる『化粧』も施しませんでした。施そうとすら考えませんでした。揚げ足取りが好きな、ペックメッサーのような評論家の批判に対しても、『これはプリンツレゲンテン劇場のための慈善演奏です』という『言い訳』があります。それでも、この生き生きとした演奏を耳にして下さった方は、どのオーケストラも、われらのオーケストラがこの日に成し遂げたほど、熱心にキビキビと、霊感と喜びに満ちた演奏は出来ない、と感じられることでしょう。本当にありがとう!」 カルロス・クライバー

実際、この演奏はとっても生き生きとして、すごく躍動的です。地味なベートーヴェンの4番が、ものすごい音楽の構築物として迫ってきます。天才指揮者と讃えられるのも納得です。
今は、CDしか発売されていないみたいですが、私が所有しているのは、シングルレイヤーSACD盤です。

ORFEOレーベルのクライバー、今も販売されているSACDは数少ないのですが、これはまだ販売されていますね。
Kleiber2
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 op.92[35:42]
 バイエルン国立管弦楽団 カルロス・クライバー(指揮)
 1982年5月3日 ミュンヘン、国立劇場[ステレオ・ライヴ] SACD Hybrid 5.0ch / 2.0ch ステレオ

音質はそれほど良くないORFEOですが、ベートーヴェンの4番、7番は普通にいい音で聞けます。お薦めですよ(^^)
あ~、久しぶりにクライバーのベト4、ベト7、聞きたくなってきました~(*^^)v