『春の祭典』 ティルソン・トーマス&サンフランシスコ交響楽団 ― 2010/02/12
昨日に引き続きティルソン・トーマスのDVDです。
いやー、このDVD、本当にはまりました。
まず、この「春の祭典」の演奏自体、今まで聞いた中でもベストを争う演奏だと思います。また、DVDの音質としては特上だと思います。
しかも、映像もいい。確かに、近接コマ切れのカメラワークで、もう少し全景も取り入れればベストかなとは思いますが、その分奏者の真剣な表情や演奏姿勢などがよくとらえられていて、これはこれでありだなと思います。
本当に、この奏者たちの真剣な表情、演奏姿勢、思わず引き込まれてしまいます。
同じ奏者でも、気分が最高潮にのったときとそうでないときとは全く別人のような演奏になります。
それを考えると、オーケストラを指揮して、個々人の最高の演奏を引き出すということは、途方もなく至難の業だと思います。
このDVDは、その至難の業を見せてくれる演奏だと思います。それが録音のみならず、映像でも記録されたというのは、奇跡的なことだと思います。
ライブ収録(多少編集されているのでしょうが…)で、この音質と映像、最高ではないでしょうか。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://audio.asablo.jp/blog/2010/02/12/4876640/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。