プチグレードアップ ― 2010/02/01
Clarion SRT178/17cmマルチアキシャル3WAYスピーカー 希望小売価格 10,290 円
ウーファー 17cmTM-MIPPコーン、ミッド 3cmアルミ蒸着PEIバランスドライブ、ツィーター 0.8cmピエゾドーム
公称インピーダンス 4Ω 瞬間最大入力 160W 定格入力 40W
出力音圧レベル 92dB/W/m、再生周波数帯域 28Hz~50,000Hz
※安っちいわりに、スペックだけ見るとかなり凄いですよね。
今日、出張の帰りに、カーショップ・ジェームスにふらりと立ち寄りました。少し前まではちょくちょく行っていて、カード会員にもなっていました。でも、最近はとんとご無沙汰でした。
店内をいろいろ回り、カーオーディオのブースを久しぶりに散策。そこでふと見つけたのが、純正トレードインスピーカーの特売です。
特にお買い得価格なのが、KenwoodとClarion。おお~けっこう安くなってるじゃない・・・、まあ、確かにどちらもパッとしないメーカーだしねー、ClarionってAZZESTじゃなかったっけ?などと思いながら、ふと横を見ると、12種のスピーカーの聞き比べができるみたいです。
なるべくメーカーを意識しないように聴き比べてみると、やはりというか、これはいいと思ったのは3万~という高価格帯です。高価格帯SPは、悔しいけどいい音してました。
さて、3万~の中でいいと思ったSPは3つあって、ALPINE、carrozzeria、まあ、これは納得。やっぱりね~、っていう感じ。
しかし、もう1つこれはいいと思ったSPは何とClarionでした。このClarionは、内心これは一番聞き映えがするなと目星をつけていたSPだったのです。意外でした。Clarionの音は、ややメリハリ調ですが、声を大事にしていて、さらに音を元気よく聞かせてくれます。
そこで、各社のもっと低価格のSPも聞いてみました。最終的に特価品の聞き比べをしましたが、価格帯が下がれば音もそれなりになります。でも、価格帯が下がってもClarionはかなり聞きごたえがありました。Kenwoodは・・・、残念ながらはるか圏外でした。スカスカです。
Clarion SRT178、気に入りました。そして、実は・・・、衝動買いしちゃいました(^^ゞ
カード会員割引を使うと、工賃等すべて込みで、ほぼ定価の1万ちょっとだったので。しかも、在庫僅少の特価品だったし・・・。
まあいいか、今日の帰宅中、引き締まったいい音になったな~、と満足感ありましたから。
マイケル・ティルソン・トーマス/サンフランシスコ響 ― 2010/02/11
この2枚はすごい!!
まず、SACD「交響曲第8番『千人の交響曲』、第10番~アダージョ ティルソン・トーマス&サンフランシスコ交響楽団(2SACD)」
ティルソン・トーマス&サンフランシスコ交響楽団のマーラーチクルスは、素晴らしい演奏と録音で、以前から買いためていました。
あとは第8番だけだな~と思っていたところ、最近、第8番がようやく発売されたので即買しました。SACDなので価格はちょっとお高いのですが、SACDで発売され続けているのがまた好感持てます。
このマーラー第8番を聞いた感想は、予想にたがわず素晴らしい!!
サンフランシスコ交響楽団なんてアメリカの地方オケという印象でしたが、このマーラーを聞いて、それはこちらの偏見にすぎないと思いました。
さらに素晴らしいのが、ストラヴィンスキー『春の祭典』 他のDVDです。
演奏はもちろん素晴らしい。しかし、もっとすごいと思ったのは、各演奏者の真剣な表情!こんな真剣な演奏は今までにない、とまで思いました。
ティルソン・トーマス&サンフランシスコ交響楽団は決してアメリカの一地方のオケどころじゃなく、もしかして今一番アメリカで旬なオケじゃないかと思いました。
『春の祭典』 ティルソン・トーマス&サンフランシスコ交響楽団 ― 2010/02/12
昨日に引き続きティルソン・トーマスのDVDです。
いやー、このDVD、本当にはまりました。
まず、この「春の祭典」の演奏自体、今まで聞いた中でもベストを争う演奏だと思います。また、DVDの音質としては特上だと思います。
しかも、映像もいい。確かに、近接コマ切れのカメラワークで、もう少し全景も取り入れればベストかなとは思いますが、その分奏者の真剣な表情や演奏姿勢などがよくとらえられていて、これはこれでありだなと思います。
本当に、この奏者たちの真剣な表情、演奏姿勢、思わず引き込まれてしまいます。
同じ奏者でも、気分が最高潮にのったときとそうでないときとは全く別人のような演奏になります。
それを考えると、オーケストラを指揮して、個々人の最高の演奏を引き出すということは、途方もなく至難の業だと思います。
このDVDは、その至難の業を見せてくれる演奏だと思います。それが録音のみならず、映像でも記録されたというのは、奇跡的なことだと思います。
ライブ収録(多少編集されているのでしょうが…)で、この音質と映像、最高ではないでしょうか。
『ツァラトゥストラはかく語りき』 メータ&ロサンゼルス・フィル ― 2010/02/13
紫色の布張りで豪華保存版という感じのCDです。
R.シュトラウス:交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』 op.30、デイヴィッド・フリシナ(ヴァイオリン・ソロ)、ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団、ズービン・メータ(指揮)、録音:1968年5月、カリフォルニア大学ロイス・ホール(ステレオ)
ティルソン・トーマスといい、最近購入したものはすべて大ヒットです。
この録音はすでに旧盤CDを持っているのですが、すごい音になって帰ってきました。
録音は古いのですが、高音質マスタリング盤でよみがえったようです。しかし、『ツァラトゥストラはかく語りき』 1曲のみの収録で¥4,200-もします(^_^;)
でも、素晴らしいマスタリングで、まるで別の演奏を聴いているようです。
¥4,200-もするCDを出すぐらいなら、いっそのことSACD化してしまえばいいのにと思います。大手レーベルなら、SACDでももっとお安くなると思うのですが・・・。
ただ、今までのCD購入の経験からいうと、フォーマットがなんであろうが、結局音をまとめる人次第で音はころころ変わるようです。それでも、今のところSACDが一番ベストなのは言うまでもありません。