アンプ変遷 現在 ― 2007/10/21
Mark Levinson No.32L+Classe Omega Omicron Mono
http://www.harman-japan.co.jp/product/marklev/no32l.html
http://www.classeaudio.com/omega/detail-omicron-mono.htm
Mark Levinson No.32L+GOLDMUND mimesis 29MEの状態は割と長く続きました。といっても約3年ほどですが。
その間、アンプに関してはもうこれで打ち止めだと思っていました。その音はもちろん、ブランドネームからも所有満足度的には不満などありえませんでした。ただ、心の中ではモノアンプに対する未練は常にあったと思います。
でもこの時点で、モノアンプに変更したいと思っても、資金繰りがかなり厳しくなってきました。更に、このあたりの機器までくると、下手にアンプ交換を行うとかえってよくない結果になる可能性大です。
GOLDMUND mimesis 29MEを上回る結果にならなければ意味がありません。モノアンプで29MEと同程度の価格、なおかつ29MEを凌駕するもの、なんてそうそうあるものではありません。このアンプ探しにはけっこう時間がかかりました。
その結果、生産完了間近のClasse Omega Omicron Monoに決めました。1週間ほど自宅試聴してから慎重に決断しました。29MEと同定価、パワーも片ch300W(8Ω)と同じです。
このアンプの音については、前述したので割愛しますが、今現在のMark Levinson No.32L+Classe Omega Omicron Monoペアで鳴らすB&W Signature800からは、本当に心地よい音楽が流れています。
フルオーケストラが大ホールで鳴るあの臨場感、そして各楽器が安定した位置からそれぞれにいい音色を奏でています。最近は写真のようにESOTERIC PS-1500も併用するようになりました。Classe Omega Omicron Monoと比較すると、ESOTERIC PS-1500のデザインはかなりいけてませんが、3筐体が並んだ感じはまあ許せる範囲内です。 http://www.teac.co.jp/av/esoteric/ps1500/index.html
PS-1500はやや陽性な音にシフトし、音調としては若干違和感があるかもしれません。好みが分かれる音調だと思います。また、音を前面に押し出すタイプで、これも賛否両論でしょう。でも、その音抜けの良さと空間の透明度の向上、という長所が私のシステムにしっかりと効果をもたらしているようです。
さて、アンプに関しては本当にこれで打ち止めとなることでしょう。今後、もっと安価で小さく、今の質を落とさないようなアンプが登場したら交換するかもしれません。または宝くじでも当たったなら、HALCROでも聞いてみたいです。
しかし、もっといい鳴り方を、と飽くなき追求をしていくとどんどん高価になっていくのはオーディオの必然なのでしょうか。そういう今までの常識を覆すような機器やアクセサリーなどは登場しないのでしょうかねー。