CROSS POINT BNC…再来(^^♪2019/08/18

お盆休みも今日で終わり…、明日から仕事だ~(^-^;

この休みには宿題が課されていました。お盆前に届いていたCROSS POINT BNCの試聴です。お盆前には、けっこう休みがあるから、試聴なんて余裕だ~、などと楽に構えていましたが、公私ともに落ち着いた時間がとれず、結局こんな間際まで宿題に取り組めずにいました。何だか、夏休み明け直前の追い詰められた学生の気分です('ω')

さて、久しぶりのオーディオモードです。スクリーンを上げたのなんて、ほんといつ以来のことでしょう…。
myroom_20190818

CROSS POINTのBNC(クロックケーブル)は、以前からも何度か試聴した経緯があり、その実力は十分でした。しかし、今回は以前のものを子ども扱いするものとのこと。型番はHLP-DIC/BNC SV、リストには見当たりません。
でも、ネーミングに「SV」が付けられている…。

CROSS POINT(Dolphin)との長いお付き合いの中で、「SV」が名前に冠されるケーブルは、「至高」とか「究極」とかいうレベルのもので、めったにその名は使われない。その名を付けたからには、決定盤的自信作だろうということは、容易に予想されます。

さて、実際に手に取ってみると、以前のものよりかなり堅い!
これは整形に手間取るな~と思いつつ、楽しみながら整形にいそしみます。オーディオシステムの後ろの壁まで余裕がないので、特に堅いケーブルの場合は、こんなひと手間が必要なのです。 よし、まあこんなもんかな(^.^)
cross point_20190818

早速つないで聞き始めます。
えっ、ちょっと待って…。こんなに抜けが良かったっけ?こんなに情報量あったかな? 久しぶりのオーディオモードで耳がびっくりして素晴らしく聞こえたのか?と思って、現有のESOTERIC 7N-DA6100II MEXCEL BNCに戻します。
ああ、やっぱり。ESOTERICだと微妙にかすむ感じになる。これはCROSS POINTの性能が突き出ているんだ。

あと、ESOTERICの長所である盤石な安定感、野太さはどうか。これも、もうすでに超えています。さらに聞き込むと、今まで埋もれてもどかしく感じていた濃やかな音やパッセージが、情報としてはっきりと描き出されている!
音楽全体のバランスや聞きごたえも十分。抜けの良さとともに、楽器群がすごく躍動的に生き生きと演奏して、音楽がこちらに迫ってくる。どこでどのように鳴るのか十分わかっているほど聞きなれたリファレンスCDなのに…、改めて聞き込んでしまう…。
リファレンスCDを一気に聞き続けましたが、どこをどう切り取って評価しても、CROSS POINTの勝ちです。これは、好みで片付けられるような微妙な差ではありません。はっきり圧勝と言えます。
音楽をほどよい塩梅で鳴らしてしまうSonus faber ELECTA AMATORⅢで、これほどの差をはっきりと表出するのですから、昔所有していたB&W Signature800などだったら、さらに格段の違いを聞き取れたでしょう。

こんなものを聞いてしまうと、「まあESOTERICも、けっこうバランスよくまとまってたケーブルだよね」などと、一気に過去の製品を懐かしく語るような感覚になってしまいます。

今日となってはCD1枚しか聞けませんでしたが、他のCDを聞けば聞くほどさらに新たな発見感動があると思います。
「宿題を間際までほっておくから、CD1枚しか聞けなくなるんでしょ(-"-)」
「はい、おっしゃる通りです(^^ゞ」 「でも、このCD全部聞くのに81分もかかるんです、許してください…(;_;)」


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