久しぶりに電源ケーブル試聴2013/07/01

電源ケーブルを試聴しています。これは、本当に久しぶりのことです。

CROSS POINT XP-PSC EN(1.8m)¥248,000-。 CROSS POINTは定価販売なのです(^.^)
CROSS POINT XP-PSC EN

とりあえずSACD Esoteric K-01につないでみました。つないだ当初から、これは!かなりすごい!と思いました。
現在、K-01に用いている電源ケーブルは約40万しましたが、この約25万のケーブルが全方向にわたって凌駕してしまっている(^-^;

まず、現在のケーブルと比べると、曲がりがしなやかで、取り回しがとても容易でした。
そして、その音は、とにかく情報量全開、かつ美麗な表現もするといった感じで、これは大変優れたケーブルです。

低域は盤石になり、スーパーウーファーの必要性は、ほとんどなくなってしまいました。
中域も濃厚に表現され、高域もボソボソ感もなく、細部までしっかり描き切ります。
とても高性能で、ゴージャスで、演奏を聴きながら、満ち足りた思いがします。

今は、つないでから丸3日ですが、これは、すべてにおいてはっきりとグレードアップしたと実感できます。
情報量を格段にアップさせながらも、鳴り方はしなやかです。
空間もグイッと拡大されています。これは本当に聞き応えあります。

ああ、これでは、試聴が終わって元のケーブルに戻したくなくなってしまいます…
全く…、どうしましょ…(^-^;

CROSS POINT XP-PSC EN(1.8m)2013/07/04

CROSS POINT XP-PSC EN(1.8m)、これは素晴らしいです!! この価格帯では無敵でしょう。
現代ハイエンドの高性能と、旧来の音の濃さの融合を極めたい方なら、これはかなり魅力的なケーブルに違いありません(*^^)v

このケーブルを語るについて、まず、私の機器系統をご紹介します。
my room
前段 壁コン→EsotericPS-1500(アイソレーション・トランス)→EsotericG-02(マスタークロック)→EsotericK-01(SACDプレーヤー)→AyreKX-R(プリ・アンプ)→YAMAHA NS-SW700(サブウーファー)
後段 壁コン→タップ→AyreMX-R(パワー・アンプ)→MORDAUNT-SHORT Performance6(スピーカー)

すべて現行機器ばかりです。しかも、私の目指すシンプルかつコンパクトな機器で構成されています。「シンプルかつコンパクトシステムでハイエンドサウンド」が私の目指すところなのです(^^ゞ
マスタークロックとサブウーファーがないともっとベストなのですが、今の段階では、音優先なので仕方ありません。
ハイエンドシステムとは言えませんが、まあ何とか、現代ハイエンドオーディオ範疇内のシステム構成です。

さて、今回試聴したCROSS POINT XP-PSC EN(1.8m)ですが、まずは上流からということで、SACDプレーヤーにつないだところ、これが何とのっけから素晴らしい!!

でも、試聴ケーブルなので、この際いろんな機器で試してみました。
トランスPS-1500 … 中低域がすごく分厚くなりました。でも、高域はのっぺりした感じです。
プリアンプKX-R … 予想外なことに、変化量は一番少ない感じでした。
パワーアンプMX-R … 結構分厚くなりました。でも、高域は私好みではないかも。

というわけで、結局元に戻って、SACD EsotericK-01に使用するのがベストと判断しました。
これは、1本だけ導入するなら、という前提です。2本使うならこの判断も変わってきます。
さらに、すべての機器に使用するとどうなるのか、とか、そもそも今のセッティングはベストなのか、とか…
次々といろんな問題点があぶりだされてしまいます。

まあでも、今回は電源ケーブルをいろいろと差し替えたり、ケーブルの取り回しを変更したりしたので、システム全体が、もうちょっと落ち着く時間が必要ですね(^.^)

機器買い替えなどの大掛かりな変更でなくても、1本の電源ケーブルの存在がシステム全体のセッティングをやり直すきっかけになることもあり得ます。それほど、今回の電源ケーブルの存在感は大きいと思います。

EauRouge ER-SBXの逆襲2013/07/31

Ayre MX-Rのスパイク受けを、EauRouge ER-SBXからCrossPoint XP-SB Flareに交換し、さらに、4点支持にしてすごくバッチリはまりましたので、ER-SBXを処分してしまおうと思っていました。資金繰りも苦しかったからですが(^^ゞ

でも、いや待てよと思い直しました。ER-SBXの鳴り方も卓越したものがあるし、その実力は認めていたからです。これほどのものなら、他の機器に試してみる価値は大有りだろうと。そこで…、
EauRouge ER-SBX

Esotericのアイソレーション・トランスPS-1500に、インシュレーターとして4点支持で試してみました。4点支持のガタを排除するように慎重に位置決めをしました。今までは、EauRouge CP-SBの特注品でΦ50×5(H)mmのものを脚の下に敷いていました。
CP-SB-kai

予想としては、アイソレーション・トランスでは、さすがにそれほどの差はないだろうと思っていました。しかし、予想に反してかなりの差となって現れました。低域はさらに盤石に、中低域も充実。ややしゃなりと柔らかい方向になりかけていた高域が、シャッキリと芯を取り戻しました。SNも向上した感じです。

おぉ~、これは聞き応えあります。飛び抜けてどこかが素晴らしくなったわけではありませんが、鳴り方に充実感がでてきて、鳴りっぷりがいい。長く聞いていても安心して聞ける鳴り方になりました。ステレオの音はもちろん、ブルーレイレコーダーを通して聞くテレビの音も満足な音になりました。何を聞いても不満感がグーンと減りました。

見切りをつけて手放そうと思っていたEauRouge ER-SBXの予想外に嬉しい逆襲でした。
あ~、早まらなくてよかったです(^^)