代替パワーアンプ ― 2009/06/28
Eau Rouge MX-ERの試聴希望が入ったので一旦お返しください、とのことで、その代わりのアンプが送られてきました。
Balanced Audio Technology VK-250 定価1,239,000-（税込）です。
音が鳴ればどんなアンプでもいいですよと言ったのですが、けっこう本格的なアンプが送られてきました。100万クラスのステレオパワーアンプの実力はどんなものかな～、久しぶりの気軽な試聴みたいで楽しみです。
さて、到着して、まずそのスタイル・デザインはかなり好みが分かれる感じです。私はちょっと・・・(-_-;)
しかし、その音は、しごくまっとうな音がします。まっとうどころか、非常に優れたパフォーマンスです。
何というか、まず、音楽のバランスがすごくいい。聞いていて納得の満足感が得られます。
十分な低域に支えられたピラミッドバランスで、低域も量感の不足なく輪郭よくゴツンと鳴りますし、中域も抜けよく高域もなかなかリッチです。この価格でこの不満のないパフォーマンスは立派です。
ただ、やっぱりMX-ERと比べてしまうと、奥行き感、深み、緻密さ、静寂感などが物足りないかな～、と思います。まあ、それくらい差があって当然と言えば当然ですが、この価格でこの音はかなりびっくりです。
短期間借りるだけなので、特に何の対策もせず、MMWボードの上にドスンと載せただけなのですが、セッティングなど追い込むとこれは大化けする可能性大です。ゴム脚だし。
この音なら、MX-ERのいないこの1週間、快適に音楽が聴けそうです。
