Eau Rouge MX-ER ― 2009/06/08
Eau Rouge MX-ER、こいつはやっぱりOmegaをはっきりと超えています。到着してから約3日、もうすでにOmegaの奏でていた音を忘れかけています。
価格的には、OmegaOmicronMonoが定価300万、純正標準のAyre MX-Rも定価約300万、Eau Rouge MX-ERはACケーブル、インシュレーター等フルセットで約500万(!)らしいです。今の状態はフルセットではないので約400万相当のものになります。
同じ改造でも、ちまたによくある自己満足的な改造品の場合、私は決して手を出しません。そもそも、改造自体あまり好きではありません。特に高級オーディオ機器の場合は。
なぜなら、それほどの高価格で提供するのなら、改造の余地のない製品であってほしいと思うからです。でも、これは正真正銘Axissお墨付きの改造、いや、Axissも認めるカスタム仕様品です。
通常、価格的に倍額の機器に変更したなら当然かなりの違いがあってしかるべきです。しかし、オーディオの場合は100万単位を超えてしまうと、通常その差はさほどでもないのが常識です。
しかし、Omegaよりたった(?)100万高にもかかわらず、このEau Rouge MX-ERは、倍額以上の投資に匹敵する価値がある製品だと思います。こうなると、純正Ayre MX-Rの音がどの程度のものか確認したくなってしまいます。
さて、昨日、集中的に試聴した結果、SP後壁両端のQRD/Abffusorを取り去りました。
以前は、これがないと、低域方向に不満を感じたのですが、MX-ERの表現する低域なら、後壁両端のQRD/Abffusorを取り去ったほうが、今までよりすべてにおいて突き抜けた再生になりました。
Eau Rouge MX-ERによる大幅なアップ+若干の音響調整、これによって今の再生は相当にランクアップしました。
これはものすごく欲しい。 しかし、現実にこいつを手に入れるには・・・(-_-;)