Sonus faber ELECTA AMATORⅢ…スパイクの件⑥2020/04/01

スパイクの件、今までの流れなら、当然これを試さないわけにはいきません(^^ゞ
Audio Replas 超髙純度HG HRシリーズ スーパーサーフェイス仕上げ OPT-30HG20SS HR(φ30mm×20mm)
Audio Replas OPT-30HG20SS HR_20200331
スパイク受けアダプターRSA-30を用いて設置しました。
OPT-30HG20SS HR_20200331

あ~、やっぱりいい!
OPT-30HG-PL HRも価格の割にはかなり素晴らしかったのですが、約3倍の価格差は如何ともしがたい。
比べてしまうと、スーパーサーフェイス仕上げのOPT-30HG20SS HRは、分子レベルまで研磨した見た目そのもの。とってもクリーンで高性能、空間の見晴らしがいい!さらに艶やかさや輝かしさまでも理想的に再現してくれます。
OPT-30HG-PL HRでも性能的には全く問題ありません。ただ、各楽器の多彩な音色のレベルまで求めると微妙に無機的に感じることもありました。スーパーサーフェイス仕様ではそういう感じが消え去りました(^^♪

ここまでの音が出てしまうと、もう余計なものは全て取り去ってしまいたい、ということで…
OPT-30HG20SS HR_20200331
アダプターを外して、こんな危ういセッティングになってしまいました(^^ゞ

しかし…、Audio Replas RSI-M8スパイク+スーパーサーフェイスOPT-30HG20SS HRを2セットそろえると、実売約30万…。この現実をどう考えるか…ですね~(^-^;

Sonus faber ELECTA AMATORⅢ…スパイクの件⑦2020/04/04

Audio Replas OPT-30HG20SS HR(φ30mm×20mm) これは素晴らしかった!不満点はありません!
その価格以外は…(^^ゞ

しかし、モニター品なのでそろそろ返却しないと、ということで外しました。
OPT-30HG20SS HR_20200404
スパイク受けとして使用すれば、どんなに細心の注意を払っても、これくらいのスパイク痕は残ります。Audio Replas RSI-M8スパイクの先端は鋭くありませんが、鋭いスパイクだともっと深手を負うでしょう。一旦載せてずっと使用していれば気になりませんが、気になる人は気になるでしょうね。

さて、OPT-30HG20SS HRを外した後、ひとまず純正の鉄製スパイク受けを使用します。そういえばこの組み合わせ試してなかったな~。特殊ステンレス製スパイクRSI-M8と鉄製スパイク受け、この異種金属の組み合わせはどうか。
RSI-M8=20200404

そして、実はこのようなものが送られてきています。
CROSS POINT XP-SB_20200404
CROSS POINT XP-SB(新バージョンか?)
XP-SB_20200404
旧XP-SBと外観は変わりませんが、表面の光沢が微妙に違うような。艶やかに見えて硬度が高い感じです。
これは、もう一波乱あるかも…

Sonus faber ELECTA AMATORⅢ…スパイクの件⑧2020/04/05

昨日、異種金属の組み合わせAudio Replas RSI-M8スパイクと純正鉄製スパイク受けのセッティングにして、じっくり聞いてみました。意外にも、かなりうならせる鳴り方でした…。

Audio Replas OPT-30HG20SS HRやCROSS POINT XP-SBのような高級スパイク受けと比べてしまうと、飛び抜けた要素はなく、どちらかというと野暮ったい鳴り方です。でも、肉厚な肌触り感というか体感的にはすごくいい感じ(^^)
RSI-M8=20200404
この鳴り方はとても安心できる鳴り方です。Sonus faber ELECTA AMATORⅢ本来の鳴り方の延長線上です。
耳を引くような冴えた鳴り方ではありません。フォーカスもややにじむ部分もあります。オーディオ的要素はやや劣るかもしれません。でも、この分厚い感じの音ならほぼ不満なく長く聞けると思います(^^♪

帯域バランスは偏りありません。帯域両端は伸びませんが、帯域内はしっかり充実しています。特に、金管楽器や大口径シンバルなどの肉厚感ある鳴り方はとっても私好み。金属系の音はやはり金属ですかね…。
鉄って、やや鈍重で美麗さは望めない感じですが、人類と長く付き合ってきたなじみ深い素材です。
ELECTA AMATORⅢ、Audio Replas RSI-M8スパイクと純正鉄製スパイク受けでしばらく聞き続けてみたい。
クラシック好きの私にとって、それほどすごく好ましい鳴り方です(^^)/

この鳴り方の延長線上でさらに格段の高みがなければ、これでスパイク関連は終了となります。

XLRケーブル到着(^^)/2020/04/08

Dolphin Analog Reference Ver.6 XLR(5.0m)のバージョンアップ、この大英断をついに果たしました(^^)/
HLP-IC/XLR(5.0m)_20200408
Dolphin Analog Reference Ver.6 XLR(5.0m)は、かれこれ15年以上使い続けました。これを変更するのはかなりの勇気がいりましたが、事前の試聴期間がありましたから安心して迎え入れることができました。
線材は、同じ銀リッツ線をそのまま使ってバージョンアップしていますが、端子、メッシュ交換、そして新ハンダ処理など、ほとんど新規ケーブルになっています。

製品名は、HLP-IC/XLR(Zama-Dolphin)です。N氏によると、座間Dolphinのユーザーだけが手に入れることができるもので、現在入手不可能な銀リッツ線でしか成し得ない音とのことです。何だかとってもお得感あります(^^)
XLR_20200408
早速つないで、とりあえずTV試聴などで聞いています。5.0mより微妙に短くなっていますが、両端の切断加工等の必要があったからでしょう。でも、4.0m以上であれば事足りるので全くOKです(^^)
端子、ハンダ等が新品状態ですから、これからじっくり鳴らしこんでいきますよ~(^^♪

My system…4:4:22020/04/09

ここ最近、かなり激しいオーディオシステムの変更がありました。
今はほぼ落ち着きつつありますので、久しぶりに現在のMy systemなど…
my system_20200409
・Isolation Transformer ESOTERIC PS-1500
・Master Clock Generator ESOTERIC G-02
・CD/SACD player ESOTERIC K-01
・PreMain Amplifier Accuphase E-800
・Speaker System Sonus faber ELECTA AMATORⅢ

トランスやクロックを除けば、CD・プリメインアンプ・スピーカー3点セットの最もシンプルな構成です。
ひと頃の重厚長大なシステムと比べれば、かなりシンプル&コンパクトになっています。でも、その頃の突き抜けた音のイメージはしっかり記憶に残っていますから、今のシンプルなシステムでも鳴り方の妥協はしていません(^^)

オーディオシステムとは、オーディオ機器だけでなく、機器をつなぐケーブル、設置するグッズ、部屋の音響対策アイテムなど、そのすべてを含めて考えるのが妥当だと思います。少なくとも、鳴り方に大いに影響を与えるものであれば、それはアクセサリーなどという軽いものではなく、システムの重要なファクターになるのではないでしょうか。
my system_20200409a
その意味で、今のシステム全体の投資比率はどうなったか…
オーディオ機器 : ケーブル・電源 : 設置・音響 = 約 4 : 4 : 2

今回のシステム変更で、ややケーブル・電源への投資に偏重してしまいましたね(^^ゞ

伏龍鳳雛(ふくりゅうほうすう)を期待…(^^)2020/04/11

最近のシステム変更で、機器やケーブルなどの物自体はMy Roomに迎え入れて落ち着きました。でも、バーンインやエージングはまだまだ進行中です。最近1か月の変更をまとめると…
・Accuphase E-800導入 ※約1か月経過
・Sonus faber ELECTA AMATORⅢスパイクをAudio Replas RSI-M8/4Pに変更 ※約2週間経過
・Sonus faber ELECTA AMATORⅢのダブルワイヤ化 ※約10日間経過
・ESOTERIC K-01、Accuphase E-800間のXLRケーブルバージョンアップ ※約3日経過
・Sonus faber ELECTA AMATORⅢスパイク受けをXP-SB Flareモディファイに変更 ※約2日経過

こんなに変更やバージョンアップがあると、何が何だか分からなくなりそうでね。でも、大丈夫です(^^)
トータルでは、かなり底上げされた鳴り方になっています。今はXLRとSPケーブルの更なる熟成が楽しみです。
伏龍鳳雛…今は大物の片鱗を感じるのみ、いずれ圧倒的存在に成長するかも。龍鳳の鳴り方を期待しています。
MySystem_20200411
満足な安定した鳴り方になると、セッティングなどをいじりたくなるのがオーディオ人の性かも…(^^ゞ

今日は掃除も兼ねて、前段機器のラック周りを再セッティングしました。
変更要素が多い中、さらに再セッティングなどもっての外ですよね。でも、大丈夫です(^^)
ある時期スーパーな機器で、お好みのソフトをじっくりと聞き続けるという贅沢な経験があれば、大丈夫……
だと思います(^^ゞ

傷だらけのTAOC2020/04/13

Accuphase E-800のセッティング、とりあえず最近のシステム変更で余った前田製管MMW-1ボードに載せています。セメントセラミックと金属粉が混合されたもので、特に癖もなく信頼できるボードです。SPボードにも使っています。
Accuphase E-800_20200323
しかし、E-800に使用するにはサイズがちょいと小さい。E-800の脚はちゃんと載りますが、見た目腰高な感じか…。

もっと大きいサイズのボード、あるにはあるのですが…
taoc_20200413
TAOC SCB-CS75D 20年ほど前に購入したかなり昔の製品です。サイズは幅750×奥行600×高さ55mm。大型SP用なので、E-800にはデカすぎます。しかも、過去にB&W Signature800に使用していて、125kgもあるSignature800のスパイクを直刺ししたり、かなり過酷に使いまわしていたため、本当に傷だらけです(^^ゞ 

もう1枚は、ラックの下に敷いています。幅750mmもありますが、ラック下だと適正なサイズに見えますね。
taoc_20200413a

E-800だと、かなり余裕ありまくりです~
taoc=20200413b
TAOC SCB-CS75Dのようなサイズは、現在のTAOCにはありません。購入当時は定価¥38,000-でした。20年前でこの価格ですから、今のTAOC同等品の価格は適正であると言えます。さすが大企業アイシンの製品です。

TAOC SCB-CS75Dは、単体のオーディオ機器に使用するには大きすぎます。でも、E-800の大きさが幸いしてか、見慣れてくるとさほど違和感なく思えてきます。手狭な部屋に大画面TVを迎え入れた時の感覚と同様の感じかな(^^)
taoc_20200413c
どうでしょうか。Accuphase E-800のボードとしてふさわしいサイズかも…と見えてきませんかね~(^^ゞ
さすが、ボリューム付き大型パワーアンプ、その存在感も別格…。プリメインアンプの枠を超えていますよね~(^^)

この状態でしばらく聞きました。ハッとするような鮮明な鳴り方はありません。性能的にはそれほどの特長もない。
でも、全体的には帯域バランスのとれた安定した鳴り方です。肝心の鳴り方に特に違和感なければこれでもいいと思いますが、この鳴り方ならMMW-1とさほど変わりありません。Accuphase E-800はとても完成されていますね(^^)v
いずれにしてもボードを新規購入する必要がなくなるのなら、どちらでもとても嬉しいことです(^^♪

あとは、こんなものも残っています。Black Ravioli BF-2…。これをE-800に…。
black ravioli_20200413
まあ、それは今の状態でしばらく聞き続けた後にします…。

Accuphase E-800とTAOCボード2020/04/17

Accuphase E-800をTAOC大型ボードに載せて、丸3日経ちました。Accuphase E-800もようやく安住の地に巡り合ったような感じで、とても安定しながらE-800の鳴り方を発揮し始めたようです(^^♪
taoc_20200413c
このような見た目の安定感も、あながち見た目だけではなく、鳴り方自体も落ち着くのでしょうかね~(^^ゞ

安定感のある設置の方がベターならば、この状態も気になります…。ESOTERIC PS-1500トランスの設置です。
ps-1500_20200417

現在、前田製管P-Boardに載せています。このボードはESOTERICの電源系専用のサイズなので、PS-1500にはジャストサイズです。ただ、高さが50mmとけっこう分厚いので頼もしく思いつつも、見た目やや腰高な感じです。
ps-1500_20200417a

この腰高感を解消すべく、同じ材質の前田製管MMW-1に載せ替えてみました。
ps-1500_20200417b
厚みは50mmから25mmと半減しましたが、面積が広くなって見た目安定感はあります。

載せ替えた直後、鳴り方はそれほど変わらない…。微妙に緩い鳴り方になったかも…。
まあ、交換直後でそれほど変わらないのであれば、とりあえずこれでいいかな(^^)

最終段階…ほんとに微調整段階です2020/04/19

Ayre KX-R・MX-Rから、Accuphase E-800に変更してから約1か月余り…、かなりの激変がありました。
その変更過程で、けっこうな格闘もありました。でも、現在はすべて正解の方向に進んでいます(*^^)v

CROSS POINTのXLRケーブル、SPケーブル。これはもう、今後とも手放せない。
SPスパイク関連。Audio Replas RSI-M8+CROSS POINT XP-SB Flare。これも手放せない。ボードとの相性もOK!
XP-SB Flare_20200419

ESOTERIC PS-1500のボードは、結局元に戻しました。専用サイズで50mm厚の方が安定感ある鳴り方です。
ps-1500_20200419
ということで、ボード類も今のところ不満点はありません。

さて、お次は…。
予定していたよりかなり早いのですが、ここまで熟成された音が出てしまうと、次へ行かざるを得ませんね…(^^)
Black Ravioli_20200419
Black Ravioli BF-2×4をAccuphase E-800に…。これは、かねてからの予定通りです。Black Ravioliは、機器の重量にもよりますが、ある程度寝かせないと落ち着きません。一晩ぐらい寝かせないと本領は分からない…

…でも、せっかちな私なので、結果が早く知りたくて、設置後1~2時間ほど聞き続けてしまいました。
全体的なバランスは変わらない。鳴り方もそれほど変わらない。でも、高域の雑味のようなものが拭われたような感じです。マニアックなたとえですが、メジャーレーベルのCDがEXTONレーベルCDのようにクリーンで上品な感じになったようなイメージ。クラシックCDに堪能な方なら、ご理解いただける表現だと思います。

ただ、他機器に使用したときよりもその変化量は少ない。現時点でAccuphase E-800に用いた印象は、一長一短…。
雑味が拭われた感じはいいのですが、生楽器の毛羽立ちのようなリアルさが再現されてくれなければ…。
Black Ravioliの判断には時間がかかります。今の時点では、もうしばらく聞いてみないと分からないという結論です。
Accuphase E-800は、基本を外さなければ、セッティングに関してはとても大らかで安定しているようです。

今日は、Accuphase E-800とBlack Ravioliの優れもの具合を改めて再認識しました。でも、Black Ravioliのような沈み込み系のインシュレーターは劣化がちょいと心配です…。少なくとも10年ほどもってくれればいいのですが…(^^)
あと、Black Ravioliは使い方の塩梅もあるような感じです。今日はそれを察知したので、明日からはそれを試してみます。これは、とっても高度な領域ですけど…

コロナにより2020/04/20

先々週から交替勤務が始まり、今週に至っては、勤務禁止命令が出されてしまいました。本当に必要な場合を除いて出勤は禁止です。不要不急の外出は控えてどころではなく、仕事も「不要」の要件に入ってしまいました(^-^;
自宅でできる仕事など限られていますから、すぐに終わってしまいます。体調管理のために身体も動かさないと…。
ということで、日々オーディオに勤しんでいます(^^ゞ

さて、Accuphase E-800に設置したBlack Ravioli BF-2×4ですが、一晩寝かせた今日も一長一短の状態でした。
なので、あっさりと取り去りました。取り去ってもさほどのダウンは感じませんでした。
E-800の脚はがっちりとした大型鋳鉄製(?)です。この脚がベストなのかもしれませんね。
Accuphase E-800_20200420
しかし…、ほんの1週間前に設置したのに、こんなにも埃が溜まっている…。
「傷だらけのTAOC」のうえに、「埃だらけのTAOC」になってしまいました(^^ゞ

取り去ったBlack Ravioli BF-2×4は、最終的にESOTERIC PS-1500の下に設置しました。
PS-1500には既にBlack Ravioli BF-1×4を使用していたのですが、これで倍の面積で設置したことになります。
ESOTERIC PS-1500_20200420
過剰に用いたことによる副作用があるのではと思いましたがそれは杞憂でした。
鳴り方に大きな変化はないけれども、BF-1×4よりもグッと重心が下がっていい感じです。中高域もやや抑制的な鳴り方ながらも、Sonus faber ELECTA AMATORⅢとうまく融合している。PS-1500のような電源トランスの設置でもこれほど敏感に変化するのですね。
実は前から気づいていましたが、BF-1よりもBF-2のほうがポテンシャルはかなり高い。BF-1で十分な場合でもBF-2を使った方がいい。BF-1では中途半端になることがあります。

とりあえず、この状態でしばらく聞き続けようと思っていたところ…、このようなものが送られてきました。
CROSS POINT XP-FB56_20200420
CROSS POINT XP-FB56 オーディオ機器の脚の下に使用するインシュレーターです。

脚の下…。
オーディオ機器下のインシュレーターと言えば、純正の脚を避けるか、純正脚を取り外して設置するものですよね。
でもこれは、脚の下なのです…。セッティングするにはとても楽ちんでいいのですが…。
本来なら、最初はCD/SACDプレーヤーに使用するのが順当なのでしょうが、ESOTERIC K-01の脚は3つです。しかも金属むき出しの脚なので、モニターでお借りしているインシュレーターに傷を付けてしまうかも…。

これはもう、Accuphase E-800脚の下に試してみるほかない。E-800の脚には分厚いフェルトが張り付けてありますから傷は付かない。でも、こんな分厚いフェルトを介した脚の下に設置して、顕著な効果なんてあるのでしょうか?
XP-FB56_20200420

コロナが続いても、オーディオならしぶとく長く続けられますね…(^^ゞ
でも…、そろそろバイクで遠出した~い…('ω')