B&W 805D4 Signature…半年経ちました(^^)2024/02/03

B&W  805D4 Signature/California Burl Gloss…、昨年の8/3に届いてからちょうど半年です。
当初セッティングその他ざっくりとしましたが、その後はお気に入りのディスクをかけたりTVを見たり、ちょこちょこ調整したり…。とにかくいろいろなソースで気長に鳴らして、My roomの環境に十分に慣らすことに専念しました。

これはかつて20年ほど前、B&W Signature800を導入したとき、全くうまく鳴らなくて焦ってしまい、機器やケーブルなどを次々と変更してしまったときの苦い経験を活かしています。
そのときはかなり散財しました。でも最終的にちゃんといい方向に結びついたので、まあ結果オーライでした…(^^ゞ

その時点でオーディオ歴20年以上の自負がありましたが、今振り返ると全くダメダメの未熟者でしたね~('ω')
ただ、B&W Signature800が本当にうまく鳴っていた時の音の記憶ははっきりと残っていますから、あながち無駄な投資ではなかったかなと思っています!

さて、B&W  805D4 Signatureは半年鳴らして、とてもバランスよく部屋に馴染んでいます。当初こそ鮮明な中高域が優勢な鳴り方でしたが、中低域方向も今はとってもいい感じになり、全帯域が融合した鳴り方になっています(^^)v
世評もまだなかったころ購入に踏み切ったB&W  805D4 Signatureですが、これを選んで間違いなかったです!
my room_20240203
これほどの鳴り方になれば、この辺りでセッティングなどをもっと追い込んでもいいかな~(^^)

我が家は古い木造家屋で、My Roomは2階の14畳縦長の部屋です。低域の再生にはとても不利な環境です。低域不足を懸念して、後ろのQRDをなるべくSP近くに設置して少しでも低域を増強しようとしていました。
でも、B&W  805D4 Signatureを聴き込むにつれ低域も十分な鳴り方になり、もっと前後左右の空間をもっと深く広く感じたいという思いが強くなってきたのです。

ということで、まずはSP後壁からです。QRD Diffractal、Abffusorなどを30cm後ろへ下げて、後壁にくっつけました。
これで、SPユニットから後壁のQRDまでは、約140cmの奥行きができました。
QRD20240203
お~この方がとてもいい!鳴り方の自由度がグンと高まったというか、付きまとっていた微妙な息苦しさみたいなものが解消されたというか…。後壁までのスペースが確保されるとこんなにも余裕感ある鳴り方になるのか~(^^)/
QRDを下げたことによって、中低域の押し出し感は減退した部分もありますが、逆に最低域の伸びや空間の大きさが増して、懐が深い感じになったように鳴ります。これはフルオーケストラにはとても好ましい鳴り方です!

SPが部屋にマッチして鳴り始めると、もうちょっと細部まで追い込みたくなります。
そこで、SP間を左右1cmずつ狭めました。いい感じになりました。本当はSP横の壁までの距離をもっととれるといいのですが、縦長部屋ではなかなか難しい…。SP後ろと横に余裕のある部屋がうらやましい…(^^;
SPの間隔と前後、角度など、まだまだいろいろと調整の余地ありです…(^^ゞ

さらに微調整。スタンドとSP固定ネジの増し締め…
B&W  805D4 Signature_20240203
この半年で3回ほど増し締めしましたが、それでもまだ少し増し締めできました。
毎日のように鳴らして、本格的試聴のときはいつも大音量ですからネジも緩むのでしょうね。ネジは定期的にチェックする必要がありますね。

そして、念のためにスパイクの微調整…
spike_20240203
ほぼ異常なしでした(^^) でも、これも定期的に点検します!

こんな感じで、丸1日かけていろいろ取り組みました。
QRDの後壁への移動が一番変化量が大きかったのですが、その他はほんの細かい微調整です。
でも、こういう細かい一つ一つの積み重ねが再生音にしっかり反映されて、それをこちらがちゃんと聞き分けて、さらなるいい鳴り方を目指す…。
とても地味な試行錯誤の繰り返しですが、これがオーディオの醍醐味かな~などと、勝手に思っています(^^ゞ

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