日々Kensan ～bike&audio blog～

数年前からBSプレミアムで不定期に放映されていた「京都人の密かな愉しみ」の2ndシーズン「Blue 修業中」…

5月末に、とうとう終わってしまいました。

でも何と、先週から5夜連続で再放送していましたので、当然すべて録画しました！

今日はそれを視聴しました。プロジェクターで120インチ超のスクリーンで、オーディオ環境でじっくり視聴しました。

全5話あるのですが、1話2時間ほどあるので、映画5作を一気に見た感じです(^^ゞ

以前に途切れ途切れに見たときの印象とは変わって、一気に見るとその世界に入り込む度合いが格段に違います。

前に見たときは、ドラマとしてストーリーを追って見ていた感じですが、今回は、京都の四季折々や風物、その中の京都人の複雑な機微など…、時折いけずな台詞にフフッと笑いながら没入してしまいました(^^)

中でも、第4話の「フレームの中で燃える」というフレーズには、とっても魅かれました(^^♪

窓枠（フレーム）越しに見える紅葉の盛り、その最高の見ごたえの断面を切り取った絵画・・・

そのフレームによって、庭の全景を間接的にイメージさせつつ、最も美しい部分を眼前に提示する。

とても巧みなプレゼンの仕方だと思います。

これは、オーディオ再生の目指す方向性とも通じます。

ホールでのオーケストラ生演奏はとても聞き心地いいのですが、ある奏者や楽器の素晴らしい演奏をもっとクローズアップして聞きたいと思うことのほうが多い・・・。本当は、それをすべてかなえてくれる生演奏がベストですが、そんな理想的な演奏はなかなかないのが現実です・・・。

そういう我儘な聞き方をかなえてくれるのがオーディオではないか…などと…(^^ゞ