レスピーギ「ローマ三部作」…Performance6 ― 2015/07/23
バッティストーニの「ローマ三部作」(Roman Trilogy)が届きました~(^^)/
日本のオーケストラの「ローマ三部作」ということで、もしかすると期待外れになるかもな~と思いつつも、ジャケットの「DENON」に対する懐かしさもあって、つい購入してしまいました。
ジャケットの写真を見るとすごくイケメンですね~。「死神のような」などと、ちょっと不適切発言でしたm(__)m
オットリーノ・レスピーギ(Ottorino Respighi )
1. 交響詩《ローマの祭》 I- チルチェンセス(チルチェンス)
II- 五十年祭
III- 十月祭
IV- 公現祭(主顕祭)
2. 交響詩《ローマの噴水》 I- 夜明けのジューリアの谷の噴水
II- 朝のトリトーネ(トリトン)の噴水
III- 真昼のトレヴィの噴水
IV- 黄昏のメディチ荘の噴水
3. 交響詩《ローマの松》 I- ボルゲーゼ(ボルジア)荘の松
II- カタコンベ近くの松(カタコンブ付近の松)
III- ジャニコロの松
IV- アッピア街道の松
アンドレア・バッティストーニ指揮 東京フィルハーモニー交響楽団
2013年5月31日 サントリーホール ステレオ(デジタル/ライヴ)
1. 交響詩《ローマの祭》 I- チルチェンセス(チルチェンス)
II- 五十年祭
III- 十月祭
IV- 公現祭(主顕祭)
2. 交響詩《ローマの噴水》 I- 夜明けのジューリアの谷の噴水
II- 朝のトリトーネ(トリトン)の噴水
III- 真昼のトレヴィの噴水
IV- 黄昏のメディチ荘の噴水
3. 交響詩《ローマの松》 I- ボルゲーゼ(ボルジア)荘の松
II- カタコンベ近くの松(カタコンブ付近の松)
III- ジャニコロの松
IV- アッピア街道の松
アンドレア・バッティストーニ指揮 東京フィルハーモニー交響楽団
2013年5月31日 サントリーホール ステレオ(デジタル/ライヴ)
改めて確認してみると、手持ちのレスピーギのローマシリーズCDは、既に6枚ありました。
いろんな指揮者、オーケストラのものがありますが、中でもムーティ、パッパーノ、ガッティなどのイタリア人指揮者の、やや明るく奔放な感じのものが好みです。バッティストーニもイタリア人ですから期待持てます(^^)
ただし、オーケストラが日本、録音レーベルも日本コロムビアということで、どういう感じになるでしょうか…。
また、ローマ三部作の醍醐味の一つに金管楽器の強烈な爽快さや巧みさがありますが、フィラデルフィア管のあの抜けきった強烈さは無理かもな~、サンタ・チェチーリア管の爽快さもどうかな~、などと不安もありました。
でもまあ、それも、期待感の大きさの表れだとご理解ください。
あと、今はずっとAccordoで聞いていますが、ローマ三部作を聞くなら、美音も魅力ですが、それよりも音のシャワーを浴びるようにスケール豊かに聞きたいということで、Performance6につなぎ換えました。
まあ、Performance6の後で、Accordoでも聞いてみますけどね…。
さて、準備万端というところで、一番聞いてみたい「ローマの松」から飛びつこうかと思いましたが、落ち着いてトラック順に聞き始めました。
まずは、「ローマの祭」です。
おお~これは!…、日本のオーケストラじゃないみたい。全体的に重心を低めに抑えながら、弦楽器は明るく美麗。金管楽器も明るく爽快。トランペット、トロンボーン、ホルンなどなど…、いやいや全員よくぞここまで!拍手です!!
IV- 公現祭(主顕祭)の最後のアッチェランドで、指揮者のものすごい速さに、オケがややついてこれなかったのはご愛嬌です。ライブならではのことで、これが逆に観客に深い感動をもたらします。
次に、「ローマの噴水」です。
実際の公演では、この曲が最初だったらしいので、「ローマの祭」に比べると、前半はまだやや冷静な感じで、各パートがまだ融合しきっていないかな。オーディオ的にいうと、まだアンプが十分温まっていない感じ。でも、後半の弱音部分、特にソロ楽器の面々が挽回しましたよ。静まり切ったあとのしみじみとした拍手にゾクゾクとした臨場感を覚えました。
最後に、いよいよ「ローマの松」です。公演では休憩を挟んでの3曲目だったらしいです。ブラス奏者の経験から言わせてもらえば、そんなちょっとの休憩で回復なんかしないんだよ~、管楽器奏者はものすごく疲れるんだよ~(-.-)
あっ、すいません、思わず感情移入してしまいました。でも…、管楽器奏者たち、最後まで頑張って~(^^)/
さて、曲が開始しました。
おお~、これも明るい~!ローマはこうでなくちゃ!「祭」「噴水」よりも好印象です。
そして、いよいよ最後の「アッピア街道の松」。ソロ楽器がややクローズアップ気味に提示されながらクライマックスへとゆったり進んでいきます。トランペットのファンファーレとサスペンデッドシンバル他のパーカッション群の盛り上げ方がすごいすごい!そして、ラストの待ちきれない満場の拍手、これがまた感動的です!
しかし、これがライブ録音とは驚きです! ライブ特有のSNがやや下がった、もやっと感がほぼありません。
この場にいた方は、とてもとても幸せなことです!サントリーホールは、やっぱり日本一のホールですね(^^)/
あまりにほめすぎたので、最後にちょっと重箱の隅的な苦言と、ないものねだりを…。
全体的に、バスドラム(大太鼓)がやや過多で、私の部屋の空間では重苦しいと感じた部分がありました。またフォルテシシモ(fff)の部分では、パーカッションの勢いに助けられた感が無きにしも非ずでした。
あと、できれば、この演奏、このノリのままのセッション録音だったなら、世界最高の「ローマ三部作」に仕上がったことでしょう。セッション録音なら、SACDの飛び抜けた性能も、もっともっと開花したと思います。
ライブ演奏を理想的にパッケージ化、メディア化するのは至難の業ですね。これは昔も今も変わらないことです。
アコースティックをもれなくデジタル化するには、必ず人の匠の技術が必要なのです。
このSACDは久しぶりに感動しました。私のローマ三部作の筆頭株です(^.^)
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