Accordoでメニューイン…(^^ゞ ― 2015/07/24
昨日、大変感動したバッティストーニの「ローマ三部作」ですが、今日はAccordoにつなぎ換えて聞きました。
SPのつなぎ換えは、それほどの手間ではありませんが、こういう時、バナナプラグだとすごく楽ちんだな~と思います。今の音質を犠牲にしないバナナプラグ…、ショップに相談してみようかな~…。
Accordoで聞く「ローマ三部作」は、いかに…
ppp~fffまで、ほぼ万遍なく不満感なく鳴らすPerformance6に比べると、Accordoはすべてをオーディオ的に網羅することは出来ません。でも、pp~ffをそつなく鳴らしながら、時折迫ってくる弦楽器のこの浸透力!特にソロヴァイオリンの抗い難い魅惑的な音色にはノックアウトです。Accordoで聞いても、アンドレア・バッティストーニ指揮/東京フィルハーモニー交響楽団の「ローマ三部作」は素晴らしいSACDでした。
現実では無理なことですが、Accordoの中高域以上とPerformance6の中低域以下の、首のすげ替え的なことができれば最高なのですがね~。フランケンシュタインではありませんしね~。
さてさて、ようやく次のCDに移れます。ほとんど門外漢なのですが、メニューインなど聞いてみようかと…(^^ゞ
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番《春》&第9番《クロイツェル》
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)、ヴィエルヘルム・ケンプ(ピアノ) 1970年6月ロンドン
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)、ヴィエルヘルム・ケンプ(ピアノ) 1970年6月ロンドン
本当は、バッハのほうが良かったのですが、この分野は素人なので、やっぱり自分になじみのある曲のほうがいいかなと思ったことと、オーディオ人の悲しい性で、少しでも新しい録音のほうがいいかも…と思ったからです。
あと、ベートヴェンのヴァイオリン協奏曲を購入するなら、全曲を購入したほうが、大は小を兼ねるということでいいだろうと一時は思いました。でも、それは私の悪い癖だと思い直しました。今までも、大全集的なものを買ってしまったはいいものの、結局お気に入りのCDしか聞かず、あとは未開封のままお蔵入りといったことが多かったのです。
さて、メニューインのベートーヴェン「春」です(^.^)
とても丁寧にじっくり歌う「春」です。実際のテンポは特に遅くはないのですが、とてもゆったりと曲が流れているような感じです。時間軸のスピーディさよりも、今この時の充実感や豊かさを紡ぎあげたようなイメージで曲が展開されます。でも、時にはとても速く感じられたり、ゆっくり感じられたり、時間軸と空間軸が交錯するような感じです。音色は、鮮やかさ艶やかさよりも、古色蒼然としたイメージです。
しかも、ずっと聞いていると、ケンプのピアノがメニューインをアシストしながらも、じわじわと効いてきます。
普通、ヴァイオリンが煌びやかに艶やかに奏で上げて、ピアノはそれこそ伴奏といった演奏がほとんどだと思うのですが、このCDの印象は、ヴァイオリンとピアノ双方がスパイラルに相互にじんわり聞かせてくる感じ。
いや~、不思議な世界です。
とても印象的で素晴らしい演奏ですが、これは一度聞いただけでは、まだまだはかり知れない演奏です~

