Audio Room環境2021/03/09

新年になってすぐに、オーディオルームのソファを変えました。L字型の大きめのソファから、小さめのソファベッドに変えたのです。大きめの吸音体を小さめにしたので、予想通り中高域は伸びやかな感じになってよかったのですが、何故だか中低域が物足りなくなってしまいました。低域はしっかり下まで伸びているのですが、低域と中低域のつながりのスムーズさや鳴り方の豊かさが減退した感じなのです。
オーディオルームの環境変更はシステム変更ほどに大きなファクターだと思います。

といっても、ここ最近は専らBlu-ray Recorder経由のTV録画試聴が多く、ボリュームは控えめで聞くことがほとんどなのですが…
accuphase e800_20210309
そういえばAccuphase E-800は、多機能プリメインアンプだったと今更ながら思い出しました。

小音量で聞く場合に、低域不足を補うCONPボタンがあります。CONP(コンペンセーター)機能で低音を補充して聴感上のエネルギーバランスを整えてくれます。トーンコントロールなど全くなしのセパレートアンプに長年慣らされてしまって、本当に久しぶりのプリメインアンプ導入だったので、今までほとんど忘れていました~(^^ゞ

早速使用したところ、中低域の量感が補われて丁度いい感じになりました(^^)
でも、抜けた感じが減退して発声がややもったりした感じになりましたが、TVを視聴する分にはいい感じです。
小音量でTVなどの試聴の場合は、CONP.ボタンを積極的に使おうと思います。

あと、本格的に大音量で聞くときにもし不満点があった場合、トーンコントロール機能など使うのもありかな…
などと思っています。
accuphase E-800_20210309a
コンペンセーターにしてもトーンコントロールにしても余計な回路を経由するので、以前は忌避すべき機能という認識でしたが、そもそもSonus faber ELECTA AMATORⅢを導入して楽しんでいる時点で、モニター的ピュア志向信奉から解放されていますから、結果オーライ的に自由に機能を使っていこうと思っています。

Accuphase E-800は、機能を多用しても不満を感じさせないほど隙のない製品だと信じていますから…(^^)