Sonus faber ELECTA AMATORⅢ…スパイクの件④2020/03/28

ELECTA AMATORⅢの純正スパイクとAudio Replas RSI-M8、改めてよく見比べてみると、RSI-M8の造りの良さが際立ちます。比べてしまうと純正スパイクは何だか細くて頼りない感じ。あと、高さが約1cm違います。
RSI-M8_20200328
1cm程度の差では、交換しても見た目全く違和感ありません。
room_20200328

さて、装着して一晩寝かせたその音やいかに…。
ELECTA AMATORⅢ_20200328

低域が弾力感を増しながら下方向にグンと伸びる。高域方向もしゃっきりした鳴り方を取り戻し、細かい音がよく分解されて出てくる。大づかみして言うと、全帯域を一拭きしたようにSNが増して情報量が増える。両帯域とも伸びつつ空間の見晴らしや楽器のリアル感が上がる。美麗な中高域の鳴り方は控えめになり、実音をしっかり出してくる。

1set¥45,000-(税抜)とお手頃価格帯なので、変化向上はそれなりかなと思っていましたが予想以上です。これはかなりいい方向性です。ここまで中高域が高品位にしっかりと出てくるなら、CROSS POINT XP-SBの出番かも…。
CROSS POINT XP-SB_20200328
これはいい! これがベスト!
純正スパイクでは、中低域方向の分厚さや量感は増しましたが、高域方向が控えめになり快活さがなくなった重苦しい鳴り方でした。純正スパイクがXP-SBを持て余していた感じ。
帯域両端の伸びはそのままに、スケール感が増し全帯域の鳴り方に厚みが加わりました。中低域のつながりが豊かに、中域も色濃く、高域も艶がありつつ絶妙にほぐれている。とても高性能だけどフルレンジ的鳴り方。クラシック大編成を主に聞く私にはとっても好ましい鳴り方です(^^♪

Audio Replas RSI-M8スパイクがELECTA AMATORⅢの性能をしっかり引き出し、CROSS POINT XP-SBが全体の鳴り方を最終的に上手く仕上げてくれたような感じ。双方いいとこどりしたって感じです(*^^)v

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