Mussorgsky:Pictures At An Exhibition2019/04/21

ムソルグスキーの「展覧会の絵」 クラシックの中でもメジャーな曲ですが、真剣に向き合って聞くことはあまりない。
でも、先日TV番組のBGMで流れていたのがどうにも頭に残っていて、ずっと聞きたくなっていたのです。

「展覧会の絵」といえば、名盤は数限りなくあるのですが、私的な名盤としては、この古い録音の2枚です。

まず1枚目は、エルネスト・アンセルメ指揮:スイス・ロマンド管弦楽団の演奏。
これは、展覧会の絵のレギュラー的、定番的演奏です。聞けば納得の演奏です。
ムソルグスキー:組曲『展覧会の絵』(1959年)、交響詩『禿山の一夜』、『ホヴァンシチナ』より前奏曲(1964年)
スイス・ロマンド管弦楽団 エルネスト・アンセルメ(指揮) 録音場所:ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール
ANSERMET_20190421
このジャケットは、LONDONレーベル(KING RECORDS)のものです。演奏自体は、今でもDECCAレーベルで販売されていますが、このKING RECORDSジャケットではもう販売されていません。

この録音は、ESOTERIC SACDでも発売されていて(生産終了)、専らESOTERICのSACDの方を聞いています。
ANSERMET_20190421a
でも、ジャケットはLONDONのほうが好きですけどね…。

さて、もう1枚は、ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏。
冒頭のトランペットから個性的な「展覧会の絵」が始まります。全曲一気に聞いて、最後の圧倒的な「キエフの大門」を聞き終わると、個性的演奏という印象が、不思議にも普遍的に思えてしまう。当時のカラヤン&ベルリン・フィルの絶対的存在のなせる業か(^-^;
ドビュッシー:海(1964年)、ムソルグスキー:展覧会の絵(1965年)、ラヴェル:ボレロ(1966年)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮) 録音場所:イエス・キリスト教会
KARAJAN_20190421
手持ちのソフトはSHM-CD盤です。SHM-CDはもう販売されていませんが、通常のCDは廉価で販売されています。

アンセルメとカラヤンの「展覧会の絵」 この2枚の演奏については、今後もカタログ落ちはないでしょう。
メジャーな曲の上に、超名演名盤ですから(^^♪

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