初めての指揮者&古参オケ2017/12/12

パリ・オペラ座管弦楽団 オペラが主役のオケです。オペラを陰で支える脇役的なイメージが付きまといます…。
でも、このSACDを聞くと、プロオケってこんなにも潜在能力あるのか! 改めて思い知らされました。
オケのメンバー、それぞれしびれるほど上手いわけではありませんが、演奏全体はとっても魅力的です。
Mussorgsky
1. ムソルグスキー/ラヴェル編:組曲『展覧会の絵』
2. プロコフィエフ:交響曲第1番ニ長調 op.25『古典交響曲』
 パリ・オペラ座管弦楽団/フィリップ・ジョルダン(指揮)
 2016年5月20,23,24日(1)、2016年6月17日(2)/パリ、バスティーユ歌劇場メイン・ステージ(1) サル・リーバーマン(2)
 デジタル/セッション録音

おお~! これはまるで、オケの能力を十二分に引き出したかのような演奏です。しかもSACDで高音質です。
セッション録音なので、録り直してうまくつないで仕上げることもできますが、それを考慮してもいい演奏録音です。
定価¥3,240-、会員価格でも¥2,981-とけっこう高価でしたが、これほどの出来栄えなら満足です(^^)

これは最新2016年録音ですが、はるか昔1959年録音の名盤、エルネスト・アンセルメ指揮/スイス・ロマンド管弦楽団の名演を彷彿とさせる雰囲気があります。
古参パリ・オペラ座管弦楽団&新進気鋭のフィリップ・ジョルダン指揮、これは注目です!

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