やっぱりカラヤンだな~(^^)2016/11/20

この土日は天候が冴えず、しかも家や地域の用事も重なり…、バイクの遠出ができない…うう~(-_-)

でも、オーディオ活動は地道に続けていました。しばらく前から取り組んでいたメインSPのPerfourmance6の位置決めが、バイクに乗れないおかげ?で突き詰めることができました。これでまあOKでしょう。
SP_performance6
最終的に落ち着いた写真だけ見せられても、何が何だか分かりませんよね(^^ゞ
でも、実際にSPセッティングの過程を見たり聞いたりすれば、オーディオ人ならお分かりになると思います。

セッティング完了までは、いつものリファレンスCDをかけ続けていましたが、セッティングが完了した今はいろんなCDを聞いています。今日は、こんなメジャーな曲など。
dvorak_no.9
録音は1964年と古いので、ややノイズがあります。しかも、「カラヤン文庫」などという最廉価シリーズものです。
でも、この「新世界」は、私が中学1年生の時初めて聞いた「新世界」なのです。

約40年後の私の印象は…。
ステレオの再生音自体は、格段に今のほうが優れています。ただ、中学生のころのしびれるような感動まではないかな。でも、じっくり聞いていると、改めて「あー、やっぱりカラヤンってすごいな!」と思います。

その当時の強力なベルリン・フィルの演奏ですから、どこを聞いても演奏に関する不満はない。しかも、時折、他の演奏では経験し得ないような「極上の美しさ」を表出してきます。
カラヤンの演奏の特長を一つだけ上げよと言われたら、「甘美な美麗さ」…、これに尽きると思います。

万人を納得させるレベルの演奏は当然ながら、さらに「甘美な陶酔」を加味するという、ちょっと離れがたい媚薬的演奏が多いと思います。まあ、これがやや鼻につくということもあるのでしょうが、私は好きです。