またまたESOTERIC SACD2012/09/07

テンシュテット/シカゴ響/マーラー交響曲第1番「巨人」
ESSE-90068
http://www.esoteric.jp/products/esoteric/esse90068/index.html

アバド/ベルリンフィル/チャイコフスキー&グラズノフ「ヴァイオリン協奏曲」
ESSW-90069
http://www.esoteric.jp/products/esoteric/essw90069/index.html

今回購入のSACDでこれはすごいぞ!と思ったのは、テンシュテット/シカゴ響/マーラー交響曲第1番「巨人」です。

まず、シカゴ響の各奏者が素晴らしく上手い!ひところのムラヴィンスキー/レニングラード・フィルを髣髴とさせます。しかも、レニングラードのように筋骨たくましすぎる演奏とは違い、強力でありながら、もっと柔軟な表情で演奏しています。この時代(主にショルティ時代)のシカゴ響の演奏は、「世界最強のヴィルトゥオーゾ集団」というコピーで販売されていました。

この演奏は、CDで所有しているのですが、すごい演奏だけれど、再生音がやや曇りがちで抜けきらない感じで、好印象ではありませんでした。しかし、今回のESOTERIC盤では、細部まで磨き抜かれている感じで圧倒されました。

ESOTERIC/SACD、今後とも要チェック、最優先で購入するSACDですね(^.^)